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#みかん
温州みかんの加工品?
・・・グツグツ、ブツブツ、ウトウト・・・
ナンシー「あ〜、もう少しなんだけどな」
地の国において発明家と呼ばれる者は幾人かいるが、ナンシー・ノームライトほど、変わり者という言葉が似合う発明家はいないだろう。その実、発明品とされる物の出来は唯一無二であり、宝石亀オーシャン・クリプト・カールソンからの信頼は厚い。しかし、彼女の得意な発明とは主に機械的なものが多く、今回の依頼は興味大半、意地極少とい
セイレーンのいたずら
曼珠商会の運搬船。推進力として蒸気機関を備えてはいるものの、帆船として緑の国に寄港している。三国間を周回しており、積荷は主に食料である。
タルトはかつて、この食料運搬船の全てを仕切り、三国の食料安全保障に深く関わる事業を担っていた。理想を追い求めていた男の姿は、今は一部の者にしか知られていない。エヒメの農産物はタルトしか入手できないものだが、事情を一番よく知るアザミとシジカの協力によって各国に
タルトの愛媛探検記 : 万象森羅みかん誕生秘話
タルト「アキさん、こんにちは〜」
タルトは農家をアキと呼び、アザミとシジカを紹介した。
アキ「おー、タルト。この子たちが話に聞いていた君の上司なんや。鬼と聞いてたからどんな子らと思ってたけど、可愛い子たちやん。で、どっちが彼女?」
タルト「い、いや、そんなじゃないですよ...ただの上司です!」
タルトはアキの弄りに気づかず、真面目に返事をしてしまった。アザミとシジカの視線が強烈に背中に刺
タルトの愛媛探検記:エヒメの地
鬼っ子姉妹とタルトのみかん競争
【この物語は、一人前に成長したタルトと、タルトを支える鬼っ子姉妹を始めとする万象森羅に暮らす人々、そしてエヒメの地をつなぐサイドストーリーである】
タルト「お嬢様方、遠くエヒメの地よりいろいろとフルーツを仕入れて参りました!時期の違うものは瓶詰め保存してあります。」
タルトはそう言うと、テーブルの上に様々な果実を並べ始めた。みかん、キウイ、栗、ブルーベリー..
タルトの愛媛探検記:はじめに
はじめに
タルトの物語を書いている、みかん農家の岡﨑アキヒロです。
この物語は、万象森羅シェアワールドのご紹介と、愛媛のみかんをPRするために書き始めました。これから岡﨑農園とタルトのお付き合いが始まり、ファンタジー世界である、万象森羅シェアワールドに愛媛の食べ物がどんどん運ばれていく。そんな内容になります。
万象森羅のクリエイターさんたちとの企画で始まった物語。可愛いキャラクターが、これ