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基本歩いているときは何も考えていないし、人と喋るときも、ふと空を見上げたときも、何もしていないときも、自分の脳内は空っぽで何もない。
                      瞳孔に入っていった風景は自分になんの干渉をすることなく通り過ぎていくような感覚がする。 自分はこの世界に対してなんの変化も与えていないのかもしれない。(実際は違うのだろうが。)

考えることは好きだという認識はあるのに、
考えたいなと思うトピックにしか脳内を使用できない。特に自分自身のこととなると全く考えられない。

自分はどんな性格をしているのだろう
何になりたいのだろうか
何がしたいのだろうか

なんだろう、と思ってはいるのに考えることができなくて、脳みそが痛くなる。

自分をいまだに自分だと認識していない自分がいるようで、そいつによって自分は自分から見て他人になっているらしい。

なんとも形容できないこの不快な感覚が拭えない。
言葉を介して思っているままの感情を伝えることがどれだけ難しいことか。
自分から自分へ伝えている言葉ですら納得できる言葉は紡げない。思ったままの感情や考えはどうやっても捻じ曲がっていってしまう。でも言葉より便利なものはまだないしな、と。
当たり前のことなのに、

昔から当事者として物事を見るよりも三者目線で俯瞰して見て、判断していようとやってきてしまったつけなんだろう。
本当に俯瞰して見れているのかわからないただの孤独を気取ってる厨二病なのかも、自分。


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