UEFA制作ドキュメンタリー"Outraged"がとても考えさせられた話

こんにちは!こんばんは!
水曜日担当のカンノです!!

先週にJリーグについて書きましたが、皆さんの推しチームの結果はいかがでしたか??
推しチームのない方は、おもしろい試合を見ることができましたか?

今回は、サッカーの少し暗い面ついても書いていこうと思います。
きっかけは、ヨーロッパサッカー連盟 UEFAが制作した動画を見たことです。
(トレーラーは英語ですが、下に日本語サブタイトルのフル動画のリンクを貼っておくので、興味ある方は見てみてください。

UEFA tvでのフル動画: https://www.uefa.tv/video/vod/205246/

この動画では、サッカーが抱えるあらゆる差別に焦点が当てられています。
肌の色・性別・性的指向・宗教・難民などについて、あらゆるバックグラウンドを抱えた選手たちの経験をドキュメンタリーとしてまとめています。

サッカーは、たくさんの人をひとつにする力を持っています。一方で、その力が敵意に変わってしまい、差別に繋がることも多いです。
また、このドキュメンタリーのなかでは、行動として現れる差別だけではなく、サッカーにおける男女格差や黒人監督の少なさなどの構造的な、あるいは無意識の差別についても言及されています。

わたしたちの周り、サッカーを取り巻く環境にも多くの差別が存在していて、一度それについて知ると、日本には差別がないなんて絶対に言えないな、と痛感しました。


この作品のメッセージは「差別に対して行動をしよう」と、常に一貫しています。
題名になった"Outraged(憤り)"は、アメリカ女子代表のMegan Rapinoが世界サッカー連盟の年間表彰式で行なったスピーチから引用されたものです。


彼女は表彰式の場で、すべての人が当事者と同じように憤り、問題意識をもって声を上げることが変化につながるとスピーチをしました。

そしてサッカーはより良い変化を作るためのプラットフォームにならなくてはいけない、と語っています。


市民球団に向けての活動につかっていきます