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「CLOSE/クロース」


 「Girl/ガール」のルーカス・ドン監督による「CLOSE/クロース」を観たので感想を。

 兄弟のように育った幼馴染のレオとレミの関係の微妙な変化、やがて訪れる「喪失と再生」が美しい映像と共に丁寧に描かれていてました。レオが悲しみから逃げるように男性性の象徴のようなアイスホッケーに打ち込んだり、本当の気持ちをなかなか伝えるべき人に伝えられなかったり、観ていて胸が痛かったです。レオを優しく見守る兄や、レオを決して問い詰めたりせず自分から話してくれるのをじっと待つレミの母親などそれぞれの家族がとても温かくて自分だったらこんなふうに振る舞えるだろうか?と自問自答してしまいました。花農家であるレオ一家が作る美しい花畑は泥だらけの作業の積み重ねによるもので、レオ自身の人生とオーバーラップして見えました。

 少年たちの自然な演技など「怪物」と重なる部分もあるけれど、学校や親の対応がまるで違っていて日本とベルギーの差も感じました。できれば両方観てみるのがおすすめです。

 先週末は大國魂神社のすもも祭へ。祭といっても屋台などは出ておらず、

家族の健康を願って今年もからす団扇とからすみくじをいただいてきました。

 その足でロイヤルホストへ。英国フェアメニューの「英国風PUB小皿」は、コテージパイやミートパイなど少しずつ色々食べられて良かったです。キャスキッドソンみたいなお花柄のマットが敷いてあるのもいいですね。

 見出し画像は朝起きたら横で転がっていたおかゆ嬢。可愛い顔を撮ろうとしたらあくび顔が撮れてしまう猫あるある。お腹の調子も安定してきてすっかり元気です。猛暑日が続きますが、皆様引き続きお気をつけて。