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ヒーローはつらいよ

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 映画の感想2本まとめて。まずは「エターナルズ」から。アメリカでは賛否両論だったようですが、いわゆるアメコミらしい「最強ヒーローたちが力を合わせて地球を救う」お話だと思っていると、戸惑うのも無理はないかと。

 そもそもヒーロー自身が「私たちがよかれと思ってやって来た事は正しいのか?」と自問自答していたり、人間と長い間過ごすことで別の生き甲斐を見出したり、人間として成長したいと思ったりほぼ全員悩みを抱え悶々としているのです。そんな中、マ・ドンソク兄貴演じるギルガメッシュの剛腕っぷりや可愛いエプロン姿、インドで映画スターになったキンゴの華麗なダンスはほどよい息抜きに。

 リーダーに選ばれたものの自信が持てずにいるセルシと、いかにもリーダーらしいのに選ばれなかったイカリスの葛藤は現代社会に通じるものがありました。こんなにも人間くさいヒーローを描くのはクロエ・ジャオ監督らしいですが、その分CGアクションが浮いてしまい少々アンバランス。そこが好き嫌いの分かれるところかもしれません。私はそもそもマ兄貴と監督目当てだったのでそれなりに楽しめたし、次回作も同じ監督なら観てみたいです。

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 次は原作漫画とドラマが好きで楽しみにしていた劇場版「きのう何食べた?」です。てっきり京都旅行編をベースにしたオリジナルストーリーかと思っていたら、わりと原作に忠実でポイントになるエピソードを選りすぐった感じ。冒頭の自撮り風ムービーはケンジとシロさんだからこそ永遠に観ていられそうな尊さ。内野さんはケンジ以上にケンジだったし、アドリブかな?と思わせる二人の掛け合いも最高でした。ちょうど漫画の新刊も出るので買いに行かなくては!

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磯村勇斗さん演じるジルベールが劇中でずっと食べていたわさビーフ、やっぱり買うよね・・・。劇場で売ったら爆売れ必須。

 見出し画像は毎年楽しみにしているアスティエ・ド・ヴィラットによるセレクトのクリスマスオーナメント。今年はレモンと長靴をはいた猫にしてみました。インフルエンザの予防接種は無事済んたので、少しずつ大掃除とクリスマスの準備をしていきたいです。