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かぶと

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 少し前ですが、池袋のうなぎの名店「かぶと」へ行ったときのことを。無類のうなぎ好きの夫がずっと行きたがっていて、2ヶ月前にやっと予約が取れ念願叶いました。

 渋い佇まいからきっと頑固一徹みたいな大将が黙々とうなぎを焼いているのだと思っていたら、お若い二代目とその奥様が明るく丁寧にうなぎの説明をしながら接客してくださる感じの良いお店でした。

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 おまかせコースは串8本に大根の塩もみ、冷奴、お新香、白焼き、蒲焼き、肝吸い、ご飯という流れ。冷奴のお豆腐も有機栽培の豆を使っていて味が濃く美味しかったです。

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 串の写真を色々撮ったものの、ビジュアルがどうしても似通ってしまうので特に印象に残った外はカリッと中はふわっとしたレバーを。他はえり、ひれ、くしまき、肝、身、ハラミ中落ち、しっぽなど。普段は捨ててしまうような部位も余すことなくいただけて、それぞれ食感も味も異なり楽しかったです。

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 白焼きもドーンと一人一尾ずつ。今の時期は天然物が手に入りづらく養殖とのことでしたが、「養殖だと?女将を呼べ!」と海原雄山化するほど味の違いがわかる人間でもないので十分美味しかったです。手前は身がしまっていて奥は脂が乗っているとのことでしたが、白焼きはしまっている方蒲焼きは脂が乗っている方が好みでした。

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 この量でも、捌きたてで臭みもなくもたれることもなく最後まで美味しくいただけました。全体的にボリュームがありますが、最初にどのくらい食べられるか聞いてくださるので、そこはご安心を。残ったら持ち帰りもできるそうです。

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最後は肝吸いでさっぱり。

 夫ほどうなぎ愛のない私でもまた行きたいと思うくらい美味しかったので、予約は少々大変ですがお好きなら行って損はないかと。

 見出し画像はかぶとの前に池袋西武のバレンタインの催事で買った「ルルメリー」のマンディアンとお花のチョコレートと定番のサブレです。バレンタインなどど浮かれている場合ではない状況になってきていますが、引き続き皆様お気をつけて。