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ダ・ヴィンチ・コード

原作はダン・ブラウンのミステリサスペンス小説。
ハーヴァード大学の宗教象徴教授であるロバート・ラングドン(トム・ハンクス)は講演のために、パリにいました。
受講者達にサインをしていたところ、刑事さんであるコレ警部補に警察手帳を見せられ同行をお願いされます。
警察と共に同行して行った場所は、ルーヴル美術館。
そこには、ルーヴル美術館の館長であるジャック・ソニエールの遺体がレオナルド・ダ・ヴィンチ作のウィトルウィウス的人体図を模した猟奇的な形の死体として発見されます。

ウィトルウィウス的人体図

警察は、ラングドン教授に宗教象徴学者の立場としての見解を聞きたいと協力するように云います。
しかし、ラングドン教授は「僕は、ソニエール館長と会う約束をしていた。だが彼は現れなかった…」と。
警察は、ラングドン教授が来る前にソニエール館長が遺したとされるある暗号の一行を消して彼に見せました。
その暗号が、こちらになります。

“13‐3‐2‐21‐1‐1‐8‐5

O, Draconian devil!(おお、ドラゴンのごとき悪魔め!)

Oh, lame saint!(おお、役に立たない聖人め!)

P.S. Find Robert Langdon(P.S.ロバート・ラングドンを探せ)”

最後の一行 P.S.~の所を消してしまいます。
なぜ、そんなことをしたのか。それは、警察はラングドン教授を容疑者として逮捕するためでした。
そんな中、現場に暗号解読官であるソフィー・ヌヴーがやってきます。
ラングドン教授に携帯を渡し、その間にファーシュ警部と暗号について話をし始めます。
そこから聞こえて来たのは「あなたはこのままでは逮捕されてしまいます。この電話を切らずにそのまま聞いて欲しい…」
ここから、ソフィーとラングドン教授の逃亡が始まります。

なぜ、ここでソフィーがラングドン教授を逃がしたのか。それは、ジャック・ソニエールは彼女の祖父だったからです。
彼女は、ラングドン教授にファーシュ警部が消したと思われる暗号を最後まで見せ次はどうしたらよいのか。考えようと云うのです。
ファーシュ警部に捕まった場合、警察内部でもファーシュは雄牛。走り出したら止まらない・・と云われている通り、きっと誘導尋問され暴力と権利でラングドン教授を逮捕してしまうと思ったのでしょう。
祖父が自分に遺した遺書である暗号を、ラングドンは解いていきます。
暗号はアナグラムになっており、暗号を解いて行くと一つの絵画にたどり着くのでした…。

ここで出てくる絵画の一つを紹介したいと思います。
それは、筆者が中学生の頃美術の授業の時に資料で見て衝撃を受けた絵画。
世界中がその微笑みに惑わされ、その絵に隠された暗号を解こうと今でも題材になるもの。

モナリザです。
この絵を見た時、とても衝撃を受けたのを今でも覚えています。
色んな場所で、モナリザのグッズなどがあれば買うことが多い程です。
それほどまでに筆者を狂わせた(?)モナリザを題材にしたこの映画を観ない訳にはいきません。この映画を観た感想は、色々な場所を暗号や後に出てくるクリプテックスなど使い回ることが多くて、一回では理解するのは難しい内容になりますがとても興味深く見れる点だと思います。

作中で出てくる暗号なども、興味深く上記で書いてある暗号も実はアナグラムになっており正しく書き直すとルーヴル美術館にあるとある絵のタイトルにいきつきます。
それが何なのかは…是非、見て頂けたらより楽しめると思います。
原作については、世間では宗教についてのことについて何度か書かれているため批判も多い作品のようですが、筆者はとても好きな映画です。
結末も「そうであってほしい」と筆者は思います。

筆者も、この作品に影響され作中に出てくるクリプテックスを購入したほどです。
このクリプテックス、映画内では5文字のキーワードを合わせ合っていると中身にある紙が出せるのですが・・・。
間違えてしまうと、中に仕掛けられているビネガー(オイル)によって特殊な紙で出来ている次の目的地が書かれているであろう紙が溶けて無くなってしまうのです。
正しい暗号にたどり着くまで、それはもう長い旅路です。
ラングドン教授もソフィーさんも色々な手段で暗号を解こうとします。
中には、暗号に従って向かった先が本当は別の所を指していた時。
教会の権利悪い人たちを雇い、ラングドン教授達を狙ってくる敵との攻防戦。
シオン修道会なども関わって来ます!

※今回、筆者はこの記事にとてもノリノリで書いておりいつも以上に文字数が多いのはご了承ください。
まだまだ語り足りませんが、筆者がどれだけモナリザに対しての情熱があるかはこの文面で分かって貰えたら幸いです。

この作品には、続きがあり題名は「天使と悪魔」になります。

それについても、解説していけたらと思います。

⚠天使と悪魔は、ダ・ヴィンチ・コードよりももっと内容が複雑になっているため、筆者も分かる内容で書きたいと思います。







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