見出し画像

【キャラクター】:ラノベ作家によるソシャゲシナリオ用語集3

3回目は【キャラクター】についてです。よろしくどうぞ。

※初めての方はこちらからお読みくださるといいかも。

①【一般的な意味】ソーシャルゲームにおけるシナリオの全体像をつかみたい方。
②【一歩踏み込むと】ソーシャルゲームの運営にかかわっており、シナリオ方面の知識を増やしたい方。
③【ソーシャルゲームシナリオを創作するラノベ作家向け】ソーシャルゲームのシナリオ執筆に関わっているライター、ディレクターの方。特にソーシャルゲームシナリオに興味をもっているラノベ作家に向けたもの。

今回の用語【キャラクター】

①【一般的な意味】

 ゲームに登場する人物のこと。ユーザーが心を寄り添わせたり、託すことができる魅力的な背景や性格を持っていることが多い。

②【一歩踏み込むと】

 ソーシャルゲームにおいては、『アプリそのもへの愛情や好き好きポイント』の要となる部分。

 同時代性に沿い、かつオリジナリティとセオリーという相反する特徴をを兼ね備え、ビジュアル的にも映えるキャラクターを量産、もしくは維持し続けることができると、長く愛されるアプリになることができる

③【ソーシャルゲームシナリオを創作するラノベ作家向け】

 ラノベもキャラクターが重要と言われ、その造形には細心の注意が払われるが、それに輪をかけてソーシャルゲームではキャラクターを魅力的に描くことが重要になってくる。

 しかも、実はソーシャルゲームシナリオはラノベよりもキャラクターを描くことに特化できるシナリオ構造になっているため、ギアさえ切り替え、噛み合えればラノベ作家は無限にキャラクターの魅力を描き、かつ、拡張していくことができる。(これは、ストーリー進行を気にせずに、キャラクターとの親愛度を高めることに集中できるシナリオ種があるためと思われる=たとえばキャラごとの親密度シナリオ

(ただし、版権もののキャラクターの魅力の『拡張』は、版権元のレギュレーションで禁止されている場合が多いので注意。多くの場合、版権ゲームはキャラクターの魅力の『再確認』が求められる。このキャラの『拡張』と『再確認』については別の用語としていずれ扱うかも)

 なので、実は割り切ってしまえばラノベ作家的には、ソーシャルゲームシナリオはかなり楽しい創作になりえる。

画像1

今回の用語【キャラクター】のまとめ

・ラノベでもソシャゲでもキャラはとても重要。
・なので、ラノベ作家は実はソシャゲに向いているとさえいえる。(ただ、ギアの切り替えは必要。その方法をこの用語集で解説していたりします)
・ソシャゲはキャラの魅力を描くことに特化したシステムを持っている。(いわゆるキャラ親愛度シナリオ)
・ただし、いわゆる版権モノの場合、魅力の描き方に注意が必要。

 以上です。
 お時間ありましたらフォローしていただけるか、今後更新予定の他の用語一覧に戻って、興味のある記事を見つけていただけると幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?