二年前の自分に感謝
二年前、自分にとっては納得のいかない人事があった。
とうてい受け入れがたいもので、転職も検討したが、そのまま会社に残ることにした。
ずっとつけている10年日記によると、当時のことをこう記している。
イヤな記憶なので、当時のことはあまり覚えていない。
わずか一日で急に前向きになった。
何がキッカケだったのかわからないが、めげずにやる気になったらしい。
このあたりが自分でも単純だなと思うのだが、すぐに気持ちを切り替えられるのはいいところだ。この後、書店にいって新しい仕事の関連書籍をたくさん買い込んでいる。
その頃、お世話になった方から紹介されてオンラインのコミュニティにも参加した。そこで、他の会社の人たちの話を聞くことができた。
たまたまだが、これまでのキャリアを紹介するセッションがあって、多くの方々が自分と同じような人事を経験していることを知った。
こういうことはよく起こることで、どう受け取るかが大事だなと思った。
学んだことは、組織は個人を守ってくれるものではない、組織とケンカしても勝ち目はない、ということだ。
それを理解したうえで、組織で働く。
このとき、自分のことは自分で責任を持つ、ということをほんとうの意味で体得できた。
今はとても充実している。
わずか二年で大きく取り巻く環境が変化した。
今から思えば、あの人事で活躍するフィールドをひろげることができた。
ただこれはあくまでも結果論であって、二年前の自分が他人のせいにしていたり、いつまでもグチグチしていたりしたら、今があるかわからない。
二年前の自分に感謝である。
これからも大変なことやツライことがあると思う。
それでも、将来の自分に感謝されるような日々を過ごしていきたい。
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