国語について考えてみた。
私は高校で非常勤講師として、国語(主に現代文)を指導しています。4年目です。
4年目の未熟者ですが、それでも日頃から「国語」というものに対して考えさせらます。生徒がどうしたら、成績が上がるか、読解力はどう身につけさせるか…など悩みは尽きません。
でも何よりも苦しいのは、一生懸命やっているのに成績や読解力が伸びず、悶えている生徒の姿を見ることです。
そういったことから、日頃から国語について考えています。
自分の考えを整理、アウトプットする場としてnoteを活用させてもらうことにしました。
それが誰かの気づき、助けになれば幸いです。
主に国語について書いていきますが、趣味の筋トレやダイエット、食事、日々の生活の中で思ったこと、考えさせられたこと、世迷言なんかも書きたいです。
国語って勉強しなきゃダメ?
今日はまず国語の勉強について自分の考えをかいてみます。
国語って勉強のやり方も、やる意義も分からないですよね。そもそも日本語話してるんだからやらなくてもいいじゃん。英語はやらなきゃできるようにならないけど。
気持ちは大いに分かりますよ!
でも
コミュニケーションにおける国語と学問としての国語(読み・書き・知識)には、実は大きな隔たりがあるんです。別物と言ってもいいかもしれませんね。
だから結論から言うと、国語は他の学問と同じく、勉強しなければなりません。
学問としての国語
学問としての国語力は、とても重要です。
英語と数学を塾で教えていた時の話。
その生徒は英語が得意で且つ好きでした。ところがある頃から英語の成績が伸びなくなってきたのです。そこで、私はその生徒に英語ではなく、中学国語の文法をマメに教えることにしました。
すると、頭打ちだった成績が伸びてくるようになりました。
また別の生徒の話。
ある生徒は数学の計算と図形の問題が得意でした。しかし一つ大きな欠点が…。文章問題が全然できないのです。方程式単体の計算はできても、文章問題を式に落とし込めないのです。その生徒は国語長文もまるで読めませんでした。
何が言いたいのかと言うと、国語力が原因で、他の科目に弊害を及ぼすことが往々にしてあるのです。
この現状を何とかできないか?これが自分の目下の課題であり悩みです。
まとめ
国語は勉強しなければなりません。国語講師の私も未だに勉強真っ只中です。
今後はもっと具体的な受験的な話から、語彙力や読解力についても語りたいと思います!
読んで頂きありがとうございました!
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