タックルおさづけ小話
布教の家・岡山寮の名物といえば、
「タックルおさづけ」
ある寮生が、なんとかおさづけを取り次ぎたい一心で始まったそうです。
入寮式の寮長挨拶。
岡山寮は「TSY」とのお話です。
初めて聞きましたが、
その内訳は、、、
T・・・タックルおさづけ
S・・・質素
Y・・・夜布教
入寮式が終わり、次の日。
寮生さんと一緒に、「初」にをいがけ(布教)に回りました。
一緒に回る大きな目的は、岡山寮の「タックルおさづけ」を伝授するためです。
この、タックルおさづけ。
正直、私はあまり好きではありません。
勇んでいるときは出来るものの、タックルするには勇気が必要です。
断られているのに、おさづけを取次ぐなんて側から見ればかなりの変態です。
しかし、タックルで繋がった人もかなり多いのも嬉しい現状。
タックル後に
・通い先となり繋がった方
・バームクーヘンを下さった方
・お供えを下さった方
などなど、、、
自分を捨てて、おさづけを取り次ぐとご守護をいただけるのかもしれません。
忘れていた感覚を思い出しながら、攻めの気持ちで歩きました。
布教に回っていると、強面のおじさんが歩いていました。
少々足を引きずっています。
「こんにちは。天理教の内山です」
話しかけると、強面おじさん。
「ワシは無神論者じゃ。宗教は要らん!」
足を引きずっていましたので、
「それでは、後ろから拝ませていただきます。」
と告げ、歩いているおじさんの後ろをついて行きながら、おさづけを取り次ぎました。
こんなこと、いつもは、絶対しません。笑
新寮生さんと一緒に歩いている影響です。
「パン!パン!」
おさづけが終わり、二拍手します。
「ありがとうございました」
お礼を言い、立ち去ろうとすると、強面おじさん。
「にいちゃん、ありがとな」
なんと、お礼を言われました。😳
さらに、
「天理教にもお布施あるんか?」
と聞かれました。
「お布施お願いします。お供えと言いますが、人助けのために使っています。ぜひ願いします!」
タックルおさづけ🙌もの凄いです。
おつくしも説いていないのに、千円まで出して下さいました。
その方、膝の靭帯が悪いとのこと。
ちょうど私も膝の靭帯を断裂した経験があるため、話も盛り上がりました。
そのまま歩いていると、目の前には「お好み焼き屋」
「にいちゃん、食うか?」
なんと、お好み焼きまでご馳走して下さいました。
話を聞くと、さまざまな病気・事情を抱えているとのこと。
手をよく見ると親指が途中からありません。
驚いたことに、暴力団に所属中とのこと。
とんでもない人にタックルしてしまいました😅
私がおたすけの活動をしていることに対してもの凄く感銘され、またまたお供えをいただきました。
LINEも交換して、また明日会おうとのこと。
こらからどういうお助けなるか分かりませんが、会長さんは、教会に住み込み、運命を切り替えてもらうように言われました。
全て、タックルおさづけから始まったこと。
こんなご守護をいただけたのも
私が、タックルおさづけを素直に実行したからだと思います。笑
タックルおさづけ凄いです。
以上、タックルおさづけ小話でした。
ありがとうございました😊
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