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矢掛町議会選挙2022【選挙結果の追記】

矢掛町について

矢掛町の人口は約1万3千人。
和気町や美崎町と同じくらいの人口。

議員の定数は12。候補者は14名。
現職8名・元1名・新人5名。
現職が4名退任(いずれも無所属)している。

これまでの選挙

前回(2018年)は、無投票。
がしかし、12人中6人が新人と入れ替わっている。

前々回(2014年)は、投票率76.01%
新人4名、共産党1名・無所属11名が当選した。

前回は無投票だったとは言え、半分が入れ替わっている。
今回の4名の退任者は、65歳が2人、68歳が1人、75歳が1人と決して高齢で
退任とも考えづらい年齢だ。
退任理由は不明だが、仕事をやり終えた、若い人に任せたいと
積極的退任であればなお矢掛町への期待が持てる。

今回の候補者

現職1人目 石井のぶゆき (73歳)

「みんなに行き渡る税金の使い方」
ポスターは渡るをひらがなにしたのね。
パッと見ると渡るは読みづらいのかな?

職業は「農業」、以前は小学校の先生だった。

上から2行目の「バート疑惑・官製談合疑惑」とは??
以前に何かあったのかな?
(もしかして多くの議員が退任した原因だったり?)

気になる政策
・豪雨災害の検証(されていないのであれば、やってほしい)
・具体的な数字を出した提案(学校給食・未成年者の平均割り撤廃)

気になる得票数
日本共産党議員は石井のぶゆきの1議席だったが今回、日本共産党から2人が立候補している。前々回(2014年)は別の共産党議員が669票で当選。
この年の最低当選獲得票数が504票だったことから、2人分の票数に満たない。2議席取れるのか注目。

現職2人目 田中てるお (64歳)

選挙公報はご挨拶分。政策がわからないのが残念。
「この町にいま住む人・これから住む人のために」
ポスターと選挙公報で若干文言が違う。
信条やスローガンが一致していないことには違和感を感じる。

職業は「農業」。以前は、J A職員だった。

田中さんが2人、立候補しているので注意!!

現職3人目 花川ひろし (58歳)

ご挨拶文の選挙公報。政策がわからないのが残念。

「声を聞く 声を届ける!」
商工会青年部・青年会議所に所属していたらしい。
議員になる前はどんなお仕事していたのだろうか。

現職4人目 原田ひでし (68歳)

ご挨拶文の選挙公報。政策がわからないのが残念。
職業は「農業」としてある。以前は行政職員だったのだろうか?

議員は誰のために、何のためにするのか!?
と問いは立てているが、自分の答えは記載がない。
また「誰を楽にするのか」には少し違和感がある。
誰かだけを楽にする(そもそも楽にするために政治があるのか?)とも読めてしまう。

現職5人目 土田正雄 (72歳)

ご挨拶文の選挙公報。制作ではなく取り組みとして発表。
職業は「農業」。
どの取り組みも、高齢者(同世代)に向けたものが多く感じられる。
額面だけでも「教育」などと若者世代への政策を入れる人がいる中、珍しくも感じる。

現職6人目 浅野つよし (76歳)

ご挨拶文だけじゃなく、政策もある。
挨拶文に見えて、我を語るスタイルはいい。
ただ、政策に具体的性がないのが残念。

功績として、重伝建選定、無電柱化、道の駅開設。
これを良かったね!という人とそうでない人いるだろうな〜。

昭和20年生まれ。行政書士

現職7人目 小塚郁夫 (69歳)

ご挨拶文の選挙公報。
職業は「農業」

キュッと唇を硬く結んでいるのが印象的。

現職8人目 川上じゅんじ (61歳)

わざわざ最終学歴と書いて笠岡工業高校卒業というからには、
大卒でなくてもと言いたいのかな。
もちろん、学歴は関係ないと思う。

職業は「会社員」。8年間の会社員との両立の難しさを訴えるが
サラリーマン議員の地位向上は興味深い。

井原電鉄が生かされていない!
近隣エリアと連携しょう!

平成30年7月豪雨で防災士を取得。

新人1人目 泉ひろみつ (67歳)

日本共産党の新人。
「税金」に共産党は注目しているのですね。

石井のぶゆきさんとほぼ政策は一緒。
共産党は2議席取れるのか??

新人2人目 どい俊彦 (62歳)

ご挨拶の選挙公報。
職業は、「会社員」
サラリーマン議員が増えるかな?
政策がわからないのが残念。

新人3人目 ふくだ京子 (69歳)

唯一の女性
ハートマーク!!
職業は「飲食店経営」。

新人4人目 岸野えいじ (74歳)

ご挨拶文の選挙公報。

活力ある成長産業は農業?工業?商業?林業?欲張りですね。
職業は農業。

新人5人目 昼田政義 (68歳)

中川地区の自治会長だった。

満遍なく政策を展開。

新人6人目(元) 田中みきお (69歳)

「矢掛再起動」
もう一度、動かさなければいけない

字つめ過ぎですよ〜。
疑問は持つが結論は出さないタイプの選挙公報ですね。

まとめ

60代・70代が非常に多い。
最年少58歳は少しさみしい。
女性は1人だけ。
新人が少なくとも4人は当選する。
矢掛町どんな町になるのか楽しみだ!!

【追記】結果

891票 花川大志 58歳 無所属 現職
715票 田中輝夫 64歳 無所属 現職
690票 土井俊彦 62歳 無所属 新人
651票 昼田政義 68歳 無所属 新人
622票 原田秀史 68歳 無所属 新人
561票 岸野栄治 74歳 無所属 新人
519票 福田京子 69歳 無所属 新人
486票 石井信行 73歳 共産党 現職
432票 土田正雄 72歳 無所属 現職
391票 小塚郁夫 69歳 無所属 現職
382票 浅野毅  76歳 無所属 現職
328票 川上淳司 61歳 無所属 現職
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279票 田中美喜男 69歳 無所属 元職
258票 泉 宏光  67歳 共産党 新人

トピックス
・女性議員の誕生。

・新人が2位〜6位と上位で当選。
新人と言っても、62歳〜74歳と30代・40代というわけではない。

・共産党は2議席を狙ったが叶わず
共産党全体では744票獲得していることから、分散すれば2議席取れないわけではなかったが、ギリギリなためここは難しいところ。

・以前、町議だった田中美喜男さんが落選。
町議経験者となると、町の課題を知っているから、またこれまでに町民とのつながりがあることも選挙には有利に進むことが多い。
他が強かったということもあるかもしれないが、落選理由が気になるところではある。





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