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倉敷市民の私から見た「新見市長選挙」

2020年11月29日(日)に新見市長選挙の投票日。
投票に行こう!とか、誰に投票しよう!という話ではない。

私は、倉敷に住んでいる

倉敷市の北部には、総社市がある。
総社市の北部には、高梁市がある。
高梁市の北部には、新見市がある。
車で約1時間40分。

隣の、隣の、隣町ではない

地図をよーくみてもらうとわかるのだが、
高梁川という一級河川が流れている。
なんだそんなことかと思うかもしれないが、つながっている。
ずっとずっと昔から。
新見の山に雨が降り、高梁川を流れてやってくるだけじゃない。
新見の木を使って、倉敷の町屋は作られた。
文化や生活などもうたくさんあって伝えきれません。
まとめると、
倉敷市と新見市は別物ではない。
一円で、つながっている。無関係ではない。

新見市長選挙の選挙公報

選挙公報って知ってる?

”立候補した全ての候補者や政党の政見などを記載した文書で、
公費で有権者に配布されるもの”

新見市に住んでいる友人にお願いして入手してもらうつもりだった。
だって、気になるから。

選挙公報がない

友人は新聞をとってないないから、わざわざ市役所へ行ってくれた。
そうすると、驚愕の事実。
選挙公報は作っていません。
が〜〜ん!!!
選挙公報って作らないってことあるんですね。
知らなかった。
では、どの人を選ぶか、市民はどうやって選ぶんでしょうね。

論点の一つ「転出者の歯止めが効かない」

知りたいこと
転出者はどこへ行ったの?
3人の立候補者は、誰も教えてくれない。
東京や大阪のように都市部へ出て行った?
それとも、高梁市、総社市、倉敷市、岡山市?
(総社市は転入者が増えて、人口増えてますからね)
これによっても全く意味が違うと思う。

高梁川流域という思考で考えれば、
新見市のことを考えられる人材が倉敷市や総社市、高梁市で暮らし、働く。
財政的には環境税など別の方法で新見市に返せるようにするなど、
高梁川一円での考え方を持った立候補者は多分いない。
(そんなこと言ったら、当選しないからなんだろうけど)

それぞれどう思ってるのだろう?

ある人は、
「地域力をつける。コミュニティーの再生が大切。そのためには、小規模多機能自治による地域づくりと、大学を生かしたまちづくり」
確かにそうだけど、転出者を減らす政策でないよね。

ある人は、
「子どもが地域に誇りを持てるふるさと学習が肝。出て行っても戻ってくる政策。西粟倉村や海士町のようなモデルケースの実現」
こちらも、いい提案。数少ない転出者を減らしたもしくは、無くしたエリアの特性をもう少し知りたい。現実可能なのかがポイントかな。

ある人は、
「夢と希望を持てる新見市に」
手元の資料からは、転出者に対する具体的な記載はなかった。
ポイントではないと思っているのかもしれない。

倉敷市民よ!新見市長選挙は、よそごとではないぞ!

いい市長が誕生してほしい。
それは本心だ。
良い街になってほしい。よその街だけど、よそごとではないから。



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