未確定日記(じんわりした陽気)
自作グラノーラにアーモンドミルクとバナナをのせて食べたらちゃんとゴツゴツガリガリしていて満足した。欲求に沿ったものを作れると嬉しい。冬の間室内に入れていたカレーリーフの鉢をベランダに出す。
友人と家事通話(1人だと家事をする気力が湧かないから通話しながらする)をするが、わたしはただ座っていた。実家と居場所の話、おじさんのプライドの話、友情の捉え方の話、お好み焼きに納豆を入れる話、など。
散歩兼食材の買い出しに出る。暖かい。線路脇には黄色いカタバミが咲いている。踏切の塗料のオレンジに寄った黄色と比べると、花は緑の分量が多い透明度の高い黄色。近くの似た色を比べてみてしまうのは仕事柄だろうか。冬よりは明らかに人たちが外に居ようとしている。花壇の手入れをする人、段差にしばらく座る老人、建設現場で冗談を言い合う作業員たち。
アサリのむき身、レバー、菜の花、トマト、薄力粉、新生姜漬け、じゃがりこなど買う。レジの少し後ろに「ヒャッハー」と聞こえる高音かつ大音量のくしゃみをする人がいる。
見ていた動画から「コンドルは飛んでいく」が流れたので、あわせて口笛を吹いてみたら、息が漏れて音が出ない。中学生の頃、東京スカパラダイスオーケストラの「スタア スタア スタア」という曲をこっそり練習して以来、そこそこ吹ける気がしていたが、歯列矯正のせいだろうか。唇をギュッと寄せて舌の位置を変えたら少し音が出た。またこっそり練習しようと思う。誰かに聞かせたことも、この先披露する予定もないし、しばらく練習したら唇が割れた。
スカパラを聴いて踊りながら調理をした。スカはわりと料理がしやすい。テンションが上がっていたので、生姜を切らして隣のコンビニに行くのもスッとできた。
夜ごはんは、あさりと新玉ねぎのかき揚げ、鶏レバーワイン煮、しそトマト冷ややっこ、パクチーにんじんきゅうりのサラダ。かき揚げにソースをつけてみたが、塩で充分という気もする。
明確に昨日とホルモンの具合が違い、もうまったく甘いものが食べたくない。
そんな奇特な