見出し画像

不確定日記(のんきストッパー)

 起きた時に、眠い、と思ったが、どうもただ眠いのではなく、船酔いのようにこめかみのあたりが引っ張られるようで、足元がフワフワしている。雨が降っているので気圧のせいかもしれない。いつにも増してぼんやりしており、解凍したごはんに、焼いてあったいわし明太の残りと昨日の椎茸と梅のスープを温めてぶっかけたものを食べ終えて、まだ部屋が香ばしいにおいだな、と思ったら、コンロの火が最小で点きっぱなしで、ほんの少し残ったスープが蒸発しきっていた。温度が上がりすぎると自動で火が消えるコンロの機能は、料理によっては鬱陶しいのだが、やっぱり助かる。

私はのんきのせいでいつか死ぬと思う

事務仕事がいくつかあったので始めたが、今日ほどケアレスミスが多そうな日はないので恐ろしかった。コーヒーを淹れてみたら、おいしく感じたので少しだけ安心した。

 最近たまに、運転免許をとったらできることが増えるかもしれないし、あの動く個室は羨ましいなと思ったりするのだが、あ、ぶつかるな、と思いながらどこかに激突している自分が想像できるので二の足を踏んでいる。自動運転がものすごい速さで普及してくれればいいのだけど。

 夕食は、余った野菜たくさんの味噌汁と、ちくわの磯辺揚げ、ほうれん草のおひたし、ごはん。来週は、晴れて暖かすぎるくらいらしい。

 

そんな奇特な