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不確定日記(甘さでどうにか)

 気温が低くなくてもストーブをつけてしまうのは温風がないとさみしいからか?と思ったが、単に貧血で手足が冷えているのだった。窓の外は晴れていて風の音がする。

 夢は見たが、起きた途端に他のことを考えると忘れてしまう。
立ち上がっても眠いままだ。今日のことはもう諦めている。どうしても済ませなければいけない仕事だけして、あとはじっとする。感覚だけが鋭くなるので、何か読むとすぐ泣くし、生ごみはすぐしまわないと臭い。

 買い物に出かけないで昨日と違う夕食を作るために、頭の中で食材を組み立てる。途中でカレーが食べたい気がし、いっそ出前でもとろうかとも思うが、今日はそれに見合う活動を何もしていない。しゅんと気持ちがあっさり味の方に傾き、梅干しと黒ゴマと天かすを入れたおにぎりと卵と玉ねぎの味噌汁を作って食べる。

 あまりに何もしていないのもつらいので、あるものでグラノーラを作る。オートミールと粉とナッツとメープルシロップをオーブンで焼くと、部屋の生臭さが消え、みっしり甘い。換気扇をしばらく回した。


ちゃんとザクザクになって嬉しい

そんな奇特な