検討委員会報告書 手交式

2021.9.10
香川県初となる公立夜間中学が2022年4月に三豊市に開校します。日本初となる学齢期の受入れも実現予定です。私は検討委員会の副委員長として関わってきました。日本最大規模といわれる岡山自主夜間中学の経験や学齢期の教育現場の経験を踏まえ、人権を大切にする学校づくりを目指しました。そのような中で、委員長である岡田先生は私が三豊市教育委員会に推挙させて頂きました。岡田先生は京都に1校ある公立夜間中学の校長経験者であり、京都教育大学の教授も務められ、何よりも人権を大切にされる方でした。そして、特筆すべきは、山下三豊市長の教育に対する熱い想いです。様々な事情によって基礎教育が十分でなかった方をなんとかしたい、そのためには、たとえ一人でも入学希望者がいるのであれば、しっかりと行政が担保しなくてはいけない、と断言されるその姿勢に胸を打たれました。また、三豊市教育委員会の審議監をはじめ事務方は、様々な意見、提案がなされる中、一つ一つ丁寧に整理し、調整をしてくださいました。三豊市に設置される公立夜間中学は、これから設置予定(検討)の自治体のモデルになる学校といえます。この学校の設置に関わることができ、感謝で胸がいっぱいです。 そして、誰一人置き去りしない教育を求めてこれからもしっかりと踏ん張っていきたいと思います。

画像1

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?