たくさん働けば働く程お金は貯まるの？

　結論から言えば、働けば働くほどお金は貯まっていかないと思う。

　何故なら働けば働くほど心の余裕がなくなっていくからである。働くほどにそれなりのストレスを受け続け、耐えていくことになる。耐えていくことにもう慣れて何も思わなかったりしたとしてもある日どこかで体調不良を訴える。

　体調不良で仕事を休み、医師への診察へ行ったり薬代がかかったりと余分な費用が重なっていく。

　体調不良に至らなくても精神的ストレスを和らげる為に人間は、ある行動を本能的にとってしまう。それは・・・・・

　お金を消費する行動だ！

　心の中のモヤモヤをお金を使って気分転換させようとするのが今のこの現代人の習性であると言えよう。物の衝動買いであったり、ギャンブルに走ったり、過度なアルコール接種をしてしまったり・・・・・

　そこまでしないと今のような現代ストレスという魔物は退散させられないだろうと思う。その魔物は働きすぎる人間が大好きだからきっと追い打ちをかけてくるように取り憑いてくるのだろう。

　必死で頑張って切羽詰まっている人間に追い討ちをかけたくなるのだろう。本当に『スネ夫』みたいな奴である。

　何かを買う為や何処か旅行する為にお金を貯めたいからたくさん働くという思いは、本当に精神的に持っていかれて周りが見えなくなってくる。いつしか自分は歯車の中を走っているだけだったと・・・・・

　本当にお金を貯めようとするのは、先ず収入が多くなくても出ていく支出をいかに抑えられるかを考えられること！

　ストレスを溜め込まず余裕を持って支出を抑える！気分転換にお金をかける必要もなくす状態に持っていく！

　少ない収入でも気持ちに余裕があればお金を貯めていく感覚が研ぎ澄まされていく。まずこの感覚を得ることが大事！

お金を貯める　≠  たくさん働く

お金を貯める　=  気持ちの余裕を持つ