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やっと会えたよ。

なんとなく、なんでかはわかりませんが
今日は書き留めておきたくなったので昔のこと、自分のことを書いてみます。

ぶっちゃけただの岡の個人語りメモなので
他の人が読んで得があるとかではありませんので悪しからず( ´ ▽ ` )ノ笑
自分の為に書いたそんな珍しくもない話です。


私は小学校の6年間、女子からいじめを受けていまして。

ほら珍しくもないでしょw

その当時はいじめという概念がやっとテレビとかで言われるようになった時でした。

だから自分の置かれている状況に自覚がありませんでした。

ただ急に、小学校に入るまで仲の良かった大好きな友達が中心となり、子どもだけでいる時はうちはいないものとして扱われるようになっていて。


自分が本当にいるのかどうかも不安な日々が続きました。

そんなある日、なぜか急に
みんなが仲が良かった時のように話かけてくれたり、一緒に遊んだりする日がきました。

うちはどんなに無視され続けてもみんなのことが全く嫌いになれなくて、
きっと自分がなにか悪いことをしたんだろうと思っていたので、

「ああ許してもらえたんだ!またみんなで仲良くできるんだ!」ととても嬉しくなりました。

しかし次の日になるとまた私は透明人間になりました。

このループが年に数回繰り返されました。


なんでなんだろう?
私はなにか嫌われることをしちゃったんだろうか?
私はどうしたら良かったんだろうか?


そうやって自分を責めて、学校に行くのがとにかく怖くて、休みたくて、迷惑をかけてしまう気がして、行きたくなくて、でも

もしかしたら今日はあの楽しい日なんじゃないか
みんなと楽しくしゃべれる日なんじゃないか

その期待をしてしまうから学校に行き、
でも毎日裏切られる日々が続いた6年は

知らず知らずのうちに私の心をおかしくしていたようでした。


期待と不安が入り混じり
でもみんなのことは大好きで
どうしていいかわからなかった


そうして5年生になった私は
とてもショックなことがあった雨の日

部屋に帰ってふと寝てしまい起きると、カッターで自分を傷つけていました。


怖かった。
すごくすごく怖かった。
私は死にたいとかそんなことを思ったことはなかった。
むしろ生きたかったし、
ただ大好きな人たちと昔のようになりたいとしか思ってなかった。

自覚のないうちに自分に殺されるかもしれない恐怖が
まだ子どもだった私の心を支配してしまいました。

普通に考えてそんなんで死ぬことはないのですが、
小5の私はまじで殺されるって思ってしまったのです。

当然家族には申し訳なくて言えませんでした。
言ったら傷つけてしまうし、
原因を探られるし、
探られてしまったらみんなのことがバレてしまうと思ったからです。


毎日寝るのが怖くて
起きると生きてたと安心して

そんなことをしてしまったのはきっとたった数回だったんだと思うけど
本当に毎日が怖かった。
この恐怖は高校卒業くらいまで続きました。


みんなにも嫌われて
自分にも消されそうな自分が
本当にどうしようもなくダメな奴に思えて大嫌いになってしまった


中学に入ったらなぜかみんなは元に戻り、
あの小学校の時代が嘘だったかのように仲良くなりました。
その後、無視されるようなことはなくなりました。

新しい友達もでき、楽しいことも増えました。

でも嫌われた原因も、元に戻った原因もわからない私は
新しい友達にも自分が経験したルールを当てはめてしまった。


今は仲良くしてくれてるけど、いつ嫌われるかわからない。
そう考えて嫌われないようにと常に気を使い不安でした。


世界に色はなく
全部がセピアに見えて
未来は真っ暗でした


そんな私に気づいてくれたのは中学2年から通った塾の先生でした。

先生はそれまで関わったどの大人とも違う人で
不思議と今までの想いや不安を全部泣きながらしゃべることができました。

先生に会えたことは幸運でした。

先生は抱きしめて、大丈夫だと言って
人が恋しかったねと言ってくれた。

そしてその先生の言葉を今でもハッキリ覚えている。

「あなたを必要とする人が必ず未来で待ってるよ。きっとこれを乗り越えるのは10年以上かかるかもしれない。でも必ずいるから。」

そのときはこんな私を必要とする人が本当にいるんだろうかと信じられなかったけど、
本当にいてくれたらいいなと思った。

そして本当に自分を大事にできない時間は10年くらいかかってしまい
その間に何度もへこたれそうになったけど
「自分を待ってる誰かがいる」と信じて進んだ。

そうして見た世界は
赤がでて
青がでて
色が少しづつ増えていった気がした。

たくさんの人と出会った。
たくさんの出会いに恵まれ本当にラッキーだった。


そしてそのずっと会いたかった人は23歳のとき、やっとあらわれた。

昔の私へ。
諦めないでくれてありがとう。


あなたを誰よりも必要としていたのは「今の私」だった。


あなたがいてくれて、本当に感謝しています。
今うちは人の心に、人生に寄り添う仕事をしているよ。

今の私はあなたが頑張ってくれたおかげで幸せで、
でもきっと今の私だけだったなら
他の傷ついている人の気持ちの横にいたりできない。

そんなとき、たくさん傷ついたあなたがいてくれるから
私は誰かの横にいられます。


あなたは傷つきやすくて変な我慢ばっかりで、
もう二度と戻ることはないし、
あなたの時の自分を思い出すたびに新鮮に痛むけど


あなたをなかったことになんて絶対にしない。


私はあなたがなりたかった私になれました。

私は本当にダメダメで

会いに来るのがこんなに遅くなって本当にごめんね。
きっとずっと会いたかった。


あなたが諦めないでくれた10年が
今の幸せを作ってくれています。

あなたが作った私は今たくさんの人に愛してもらっています。

私は今本当に幸せです。


本当に本当にありがとう。
生きてくれてありがとう。


生きていればそれだけでいいんだと思えるよ。

同じ場所で頑張る必要なんかなかったよ。
あなたがいるそこの世界は
世界のすべてのように感じて絶望しているだろうけど
あなたに合う場所は違うところにたくさんたくさんあったよ。

人は自分がやってきたことでしか自信をつけることはできない。

あなたがたくさんしてくれた経験が
今の私の自信になってる。

生きてさえいれば
未来の自分が必ず今の自分を誰より必要としてくれるから

人はきっとそれだけで1人ではないのだと思う。

だから生きよう。
とりあえず今日を。
そしたらまた明日も明後日も生きられて
自分を必要としている誰かなんて曖昧なものじゃなく
自分を必要としている自分に会えるよ。


会いに来るのが遅くなってごめんね。
私はずっとあなたに会いたかった。


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