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聴衆は下界の生物だと思え|戦闘思考には強くて頼れる自分が必要【岡田斗司夫】



戦闘思考力の3つ目

これはツッコミどころが
いっぱいあると思う

強くて頼れる自己は大事

つまり

戦闘思考力の1つ目が

ハイ・ロー・ミドルの
3つのギアの切り替えだとするよ

2つ目が表現力

つまり

言葉が少ない人は4倍しゃべる

言葉が多い人は10分の1に削る

っていうことだとしたら

3つ目 割と大事なのが

強くて頼れる自己

それは

自分のことを正しいと
信じて疑わないこと

これが思考するときに大事

なんでかって言うとね

結局ね

誰の考えも間違ってんだよ

<コメント>無いっす
って書かれると

そうか 強くて頼れる自分がないのか

あの

誰の考えも間違ってるしね

みんな自信がありそうに見えるとか
正しそうに見える人っていうのは

何だろうな

その場の勢いに乗ったり

調子に乗って言ってたりするだけの

場合が多いんだけども

何言われても平気な自分
っていうのを作らないと

なかなかね

考えの一番根元にいるんだよ

<コメント>
それを崩しにかかってる人が身近にいる

それはしんどいね・・

俺こないだのマクガイヤーゼミで

自分自身はどういうふうに
世の中を見てるのかって言うと

僕は僕以外の人間を

犬とか虫みたいに見てるって言ってんだ

それはある種本当なんだよ

ある種本当というか
エクスキューズつけなくてもいいよ

本当なんだけども

それを考えることによって

じゃあ俺ひとり人間なんだから

犬に対する義務が発生するようなとか

虫たちの平和を守らなければとかいう風に

「ひでぇ」って言ってる人もいるけど

ホントにヒドイんだよ

でもそう考えることによって
自分の主体がはっきりしてくる

だぁ

みんなが犬なんだからさ

犬をいじめてもしょうがないじゃん

なので犬に親切にしようとか

虫に親切にしようと考えるんだけども

これぐらい

僕の場合はこれぐらいして

自分の主体をまず中心に置かないと

動いちゃうんだよね

よくあの

今ちょっとコメントに流れた

観客はカボチャだ
っていうのも同じだよね

役者さんも観客っていうのを

お客さんをナスかカボチャだと思え
と言うんだけども

これも同じでさ

それぐらいお客さんのことを 一旦

何て言うんだろうな

見下げるってことではないんだよ

絶対ね見下げてるわけじゃないんだけども

舞台の上にいる人間たちだけが人であって

そっかの下のものは何か

下界の生物であるみたいに
意識を強く持たないと

舞台の上に立てないっていうのと同じで

人前で話して

さっきも言った

ギアを3つ駆使して

おまけに

なんだろう

表現力を出して話すには

相手に対する共感

つまり

相手をちゃんと同じ人間として

尊敬することも
もちろん必要なんだけども

同じぐらい自分の事は
ものすごく正しくて偉いって

思い込むぐらいの
強い自己がないと

本当にブレちゃうんだよね

自分のことは強くて正しいと
思い込むだけでは駄目

でもそれがないと軸がブレる

それをやった上だったら

いくらでも譲歩できるしさ

いくらでも謝ることができるんだ

そこでねその

強い自己がないと

無理して言い張ったり

なんだろうな

相手に言い勝とうとしちゃうんだよね

相手に言い勝とうとした瞬間に

戦闘思考力のハイ・ローギアとかさ

表現力を高めるというのが

全部空回りしちゃうから

そこら辺はね

まず自分を強くしたほうが

俺は手っ取り早いと思うよ

#岡田斗司夫 #漫画 #アニメ #戦闘思考力 #展開思考力

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