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左うでの夢 / 坂本龍一

坂本龍一が1981年にリリースした3枚目のオリジナルアルバム。1981年と言うことはまだYMO在籍しているが、YMOとしての作曲は控えていたのだろう。さすが当時の坂本龍一は協調性がない。細野晴臣もこの時は松本隆と組んで松田聖子アイドル化計画に没頭していたので、YMOが形骸化していた時期かもしれない。
「左うでの夢」からはコピーライターの糸井重里が作詞で参加している。10曲中6曲も坂本のヴォーカル付きの曲なので珍しい。歌はうまくも下手でもない。西洋音楽のボキャブラリーからの脱却がモチーフ。シンプルなメロディーと構成の曲が多い。日本の祭りを感じさせる。


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