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たゆたう / 長濱ねる

その本を選んだ理由

 私は坂道グループのおっかけではないし、正直、乃木坂も欅坂も桜坂も日向坂もよくわからない。カノンコードでどれだけ似たような曲がかけるかギネスブックに挑戦しているのかとも思っている。
なので、長濱ねるが元アイドルだからこの本を読もうと思ったわけではない。JWAVEのラジオ「POP OF THE WORLD」、山口周とやっている「bibliotheca」のアシスタントをやっていた、ダビンチで連載をしていた、という方が動機は強い。特にソロでラジオやっていたのをたまたま聞いて気になるようになった。という感じ。

筆者の紹介

 本のタレント、女優であり、けやき坂46および欅坂46の元メンバー。長崎県長崎市出身。身長159 cm。血液型はO型。25歳。

最も印象に残ったシーン・一押しポイント

 いろんな出来事を自分なりの目線で自分らしく描こうと誰かのエッセイの真似をしているというようなふわっとしたような気がする文体。よくもわるくも自分に正直なのだが、、、。まだまだ悩んでいそうな感じ。文章は、読みづらくもなく、ときどき、状況が飛んでしまい、おっかけづらくもあるが、素直な文章だと思う。
 星野源も最初の本は酷過ぎた、最初はこんなもん。そのうち、長濱ねるらしい本が書けるようになると思う。

今後の自分の行動や考え方の変化

 デジタルネイティブ世代で若い子は考え方が違うというが、私には彼女が日本的な価値観を捨てきれずに、多様性、ジェンダー問題などに戸惑っているように見える。  
 若い子も日本人はぜんぜん対応できていない。たぶん、長濱ねるの話じゃなく今の子供も大人から教わったことが世界から否定されているという矛盾に晒されている。若いから順応できる?日本の伝統という呪いはそう簡単に解けない。と思った。
 若いからデジタルネイティブでITに詳しいは幻想。おじいちゃんおばあちゃんと同じ日本人だ。って思った。ようするに、日本人はそう簡単に変われないってこと。
 アイスランドが好きだという彼女。その気持ちを育てていければ、彼女らしさをおのずと手に入れられるのではないか。

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