見出し画像

After Effects v24.4で向上した操作性をまとめてチェック!


複数のレイヤーを選択時のインポイントとアウトポイントへのナビゲーション

v24.3以前のAfter Effects

v24.3以前のAfter Effectsで複数のレイヤーを選択時、キーボードショートカットのIとOの挙動は次の通りでした。

v24.3以前のAfter Effects

  • I:選択中の最上位レイヤーのインポイントへ移動。

  • O:選択中の最上位レイヤーのアウトポイントへ移動。

After Effects v24.4

これに対し、After Effectsのv24.4では、次の挙動に変更されています。

  • I:選択中のレイヤーの中で、最古のインポイントへ移動。

  • O:選択中のレイヤーの中で、最新のアウトポイントへ移動。

変更後の挙動の方が、操作性としては直感的ですよね?

新機能「反転したキーフレームをペースト」が登場!

After Effects v24.4では、キーボードショートカットに「反転したキーフレームをペースト」が追加されました。
このキーボードショートカットを使えば、コピーしているキーフレームを前後反転しながら貼り付けることが可能です。

こちら、初期状態ではキーが割り当てられていません。
オススメとしては、キーの割り当てがないCtrl(Command)+Shift+Vを割り当てるのがよいと思います。

インポイント側のアニメーションを、アウトポイント側では前後反転させる場面は多いです。
従って、このキーボードショートカットの使用頻度は割と高めになります。

ちなみに、手動でこの作業を行うと割と手間です。
時間反転フレームを使ったとしても、複数の操作が必要となってきます。

それがキーボードショートカットになりましたので、ぜひ登録して活用したいところです。

複数のレイヤーにまたがるキーフレームをまとめてコピペできる!

After Effects v24.3では、複数のレイヤー内にあるキーフレームを選択してコピーすると、貼り付けた瞬間にレイヤーの貼り付けになります。
こうした挙動でしたので、キーフレームのコピー&ペーストは、1レイヤーずつ行う必要がありました。

これに対し、After Effects v24.4では、しっかりとキーフレームの貼り付けとして処理されます。
従って、複数のレイヤーがあったとしても、たった1回の作業で済むようになった訳です。
この差はかなり大きいです。

慣れるまではついつい1レイヤーずつコピーしそうになりますが、ぜひ新しい仕様に慣れていきましょう。

関連リンク

過去の投稿はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?