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『菓子食品新聞』チョコレート特集号2021ダイジェスト-三立製菓

チョコ特-三立製菓

チョコバット群と源氏パイチョコの拡充に注力

 1921(大正10)年に創業し、今年10月に創立100周年を迎える同社のチョコレート関連の秋冬の施策は、昨年と同様に「おうち消費・家庭内消費・おうちバレンタイン」の3本柱を軸に展開する。とりわけこの時期に注力する製品は、『チョコバット』群と人気の『源氏パイ〈チョコ〉』だ。
 1964(昭和39)年発売のロングセラーで、パン生地にチョコレートをコーティングしたスティックタイプの『チョコバット』シリーズ。駄菓子のホームラン王と呼ばれ、昔から子供がワクワクする当たり付き企画がいっぱい。パッケージ裏面に印刷されているホームラン1枚またはヒット4枚でもう1本もらえる『チョコバット』とエース1枚またはストライク3枚でもう1本もらえる『チョコバットA(エース)』、箱の中にオリジナル図書カード(500円分)が入っていれば当たりの『ミニチョコバット』(5本)、そしてファミリーサイズの『がんばれチョコバットくん』(9本)という多彩なラインアップだ。
 翌1965(昭和40)年には、同社定番の『源氏パイ』を発売。このサクサクのパイ生地にまろやかなチョコレートをコーティングしたのが『源氏パイ〈チョコ〉』(個包装10枚)だ。大人気のこの製品は、秋冬だけではなく通年販売を望む声が後を絶たない。さらに、バレンタイン時期には、デコ提案パッケージに切り替えて販売していく。
 また、バレンタイン専用品として、おしゃれな赤箱パッケージに、源氏パイをチョコレートでフルコーティングした『源氏パイチョコ包みギフトBOX』(個包装16枚)に特に注力していく構えだ。


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