岡田桜井 岡田

ケイダッシュステージ所属 芸歴6年目の岡田桜井、岡田です。世の中にいそうなだれか目線で…

岡田桜井 岡田

ケイダッシュステージ所属 芸歴6年目の岡田桜井、岡田です。世の中にいそうなだれか目線でこんな不満とか文句を日記で書いてんじゃないかなぁっていう嘘日記を書いてます。

最近の記事

原哲夫 17歳 高校生 じゃがいも

今日の晩ごはんはカレーだった。 母が作ってくれるカレー。 味はとても美味しい。 だが母のカレーには一つだけどうしても納得いかない点がある。 じゃがいもが多い。多いしでかい。 見た目で言うとルーの中の60%くらいをじゃがいもが占めているんじゃないかと思うくらい多い。 前に一度それとなく母に「なんかちょっとじゃがいも多くない?」と伝えてみたことはあるが、「カレーのじゃがいも美味しいからいいじゃない」と一蹴されてしまった。 これだけはどうしても納得できない。 親の言うことは全部

    • 柏木将司 32歳 営業職 「褒め」

      仕事中、先月の営業成績が良かったことを上司に褒められた。 褒めてもらったことに対して何か上司に返さないとと思い、頭を回転させようとはしたが僕の口から出てきたのは「あ、どうも、、」というなんとも可愛げの無いものだった。 褒められるのがあまり得意ではない。 どう反応していいかよくわからない。 褒められるという経験をあまりしてこなかったので素直に喜ぶことができない。 人に褒められた時、その褒めの強さに見合った喜びを提示しないといけないのではと思ってしまう。 今日褒めてくれた上司は

      • 園田圭一 28歳 フリーター 「踏切」

        バイト帰り、最寄駅に着き、腹が減っていたので牛丼でも食って帰ろうと思い、家とは反対側の出口から出て目の前にある松屋に入った。 牛丼を食ってお腹もいっぱいになり、幸せな気持ちで松屋を出ると、目の前の踏切は閉まっていて、通過待ちの本数を表す矢印は2本とも点いていた。 人がせっかく牛丼で良い気分になったところなのに、、、 家に帰るためには踏切を渡らないと帰れないが、僕の家の最寄駅は各停が特急やら急行やらの通過待ちをするために線路が多く、一度閉まった踏切はなかなか開かないことが多い

        • 橋本夏美 41歳 漫画家

          今日もなんとか夕方の5時ギリギリに原稿を間に合わせることができた。 新聞社に毎日提出している4コマ漫画のアイデアが出てきたのはお昼の1時を過ぎたところで、そこから大慌てで描き上げたが、出来は自分が納得できるものではなかった。 新聞社の依頼を受けて、毎日4コマ漫画を描き始めてもう半年ほどが経った。 たったの4コマと思われるかもしれないがその中にストーリーを組み立て、台詞を考え、絵に起こす作業は1日でやるにはなかなか難しい。 それを毎日なんて自分でもよくやってるなと思う。 1番

        原哲夫 17歳 高校生 じゃがいも

          永尾悠介 36歳 営業職

          仕事終わり、久しぶりにマックでも食べるかと最寄り駅のすぐ側にあるマクドナルドに行くと、赤辛てりやきと黒胡椒てりやきという新メニューが始まっていた。 僕はマクドナルドのメニューの中でてりやきバーガーが1番好きでそれ以外を頼むことは全くと言っていいほどない。 赤辛てりやきと黒胡椒てりやきというのはてりやきバーガー好きの僕からすると興味をそそられる新メニューであった。 悩んだ挙句、僕は普通のてりやきバーガーを買った。 いつもと同じ。 僕は新メニューにチャレンジすることが苦手だ。

          永尾悠介 36歳 営業職

          田村哲也 21歳 大学生

          今日は大学の講義がなくバイトもない日だった。 なにか予定があるわけでもなくただただ何もない日。 最近はNetflixでアニメを観るのにハマっているので今日もトイレとお風呂とご飯を作っている以外の時間はほとんどベッドの上でアニメを観ていた。 めちゃくちゃハマっていたハイキューをNetflixに上がってる分は全部見終わってしまい、友達からずっと勧められていた進撃の巨人を見始めた。 2話の途中くらいで観るのを辞めた。 めちゃくちゃ嫌な気持ちになってしまった。 なんでこんなにも観て

          田村哲也 21歳 大学生

          幸村亘 30歳 ゲーム会社勤務

          今日は仕事が休みだったので昼過ぎから渋谷に行ってきた。 目的は夏服を買うためだ。 夏服を買うと言ってもオシャレが何もわからない僕は結局ユニクロとGUに行った。 じゃあ渋谷じゃなくてもどこでもいいじゃないかと思われるかもしれないが、僕くらいオシャレに興味のないやつはユニクロやGUが渋谷や新宿以外にどこにあるのかさえ知らないのだ。 ユニクロに入るとマネキンがTシャツや半ズボンなど袖や丈が短い服ばっかり着ていて、ちゃんと僕の求めているものが売られていることに安心した。 僕には服を

          幸村亘 30歳 ゲーム会社勤務

          長野常広 26歳 飲食業

          今日も仕事だった。 1番最後に入ってきたのが男女の2人組で、耳に入ってきた会話の内容によると2人は知人の紹介で知り合い、初めて2人でご飯を食べに来たようだった。 その2人が帰り、店の片付けをしているときに職場の人たちが「あの女の子絶対あの男の人のこと好きだよね!」と盛り上がっていた。 みんな「絶対そう!」「あの感じは明らかに好きだよね!」と共感していて僕もなんとなくそれに話を合わせていた。 実際のところ僕は全然それがわからなかった。 会話の内容をそれなりに聞いてはいたはずだ

          長野常広 26歳 飲食業

          谷崎健二郎 34歳 気象予報士

          今日は珍しく予想した天気が外れた。 雨雲がそんなになかったので降水確率は30%で曇りと予想し、担当する番組でもそう発表したが、夕方から天気は急変し、雨が降った。 予報なんだから外れることもあるが番組にはクレームの電話が何件が来ていたらしい。 なんにでもクレームを付けてくる視聴者がいることはもう何年も前からわかっていることだし、気にもしてないが、外した時にそんなに文句を言うなら逆に当てた時に褒めてくれよと思う。 気象予報士という仕事はそんな仕事だ。 天気を当てても誰も褒めてく

          谷崎健二郎 34歳 気象予報士

          宮田仁 32歳 経営コンサルタント

          仕事終わり、晩ごはんを買って帰ろうと家の近くのコンビニに入って、お弁当を持ってレジに並んでいると、レジでおっさんがキレていた。 「客に対してその態度はおかしいだろ!」と、後ろから見ても多分顔真っ赤なんだろうなと思うくらいのテンションで。 店員を見ると、謝る気配はなく、このおっさんだりいなぁ的な顔をして無言を貫いていた。 家の近くのコンビニで週に4回くらいは行くところなので店員の顔もだいたいは覚えている。 今日おっさんにキレられていた店員のことももちろん知っているが、確かに態

          宮田仁 32歳 経営コンサルタント

          森優斗 27歳 スーパー店員

          仕事を終えてアパートに帰ってくると、郵便ポストの中に明らかに良い紙で作られた白い封筒が入っていた。 結婚式の招待状だ。 高校時代の友達が結婚することになり、招待状を送りたいから住所を教えてほしいという連絡はもらっていたが、こうやってポストの中に入っている招待状を実際に見ると、いよいよ来てしまったか、という気持ちになる。 招待状をポストから取り出すのは今年で3回目だ。 30手前という年齢はみんなが一気に結婚しだす時期であり、もちろんそれはとてもおめでたいことではあるのだが、3

          森優斗 27歳 スーパー店員

          岩倉和樹 28歳 銀行員

          今日も朝から仕事だった。 昼休みに昼食をどうしようか迷ったが今日はなんだかどこかに食べに行くのがめんどくさい気分だったので社内にある売店でおにぎりとサンドウィッチを買い、自分のデスクで食べた。 サンドウィッチを食べながらスマホでパズドラをやっていると同僚の松岡に「そのゲームまだやってる人いたんだ。」と言われた。 僕は大学2年の頃からパズドラをやっている。 途中やらなくなった時期も何回かあるがアプリを消すことはなく、なんだかんだ楽しい時期がまた来て、やらなくなってはまた楽しく

          岩倉和樹 28歳 銀行員

          小林聡志 25歳 配達員

          今日も仕事だった。 夏が近づくにつれ気温がぐんぐんと上がってきており、配達員にとっては辛い時期だ。 ポストに入れるだけのものもあれば、ハンコかサインが必要なものもある。 めんどくさいが今日は比較的後者の方が多くて何十件という家のインターホンを鳴らし荷物の受け渡しを行った。 例外はあるが、やはり良い家に住んでいる人は対応も良い。 「暑いのにご苦労様。」と言ってくれたおばあちゃんもいた。 あの一言で配達員はすごくがんばろうという気持ちになるということをもっとみんなにわかって欲し

          小林聡志 25歳 配達員

          原田美由紀 23歳 保険会社勤務

          今日は夕方の新幹線に乗って実家の大阪から東京に帰ってきた。 たまたま3日間休みが取れてこういうご時世だし旅行に行くのも違うかなぁとなり、思いきって実家でのんびりすることにしたがとても充実した帰省だった。 新幹線での2時間半は本を読んだり音楽を聴いたりして最後の30分くらいは寝てしまって気づいたら東京駅に着いていた。 私は新幹線に乗っている時間がたまらなく好きだ。 別に新幹線という乗り物自体が好きなわけではない。 そもそも電車にも全く興味ないし。 新幹線に乗って東京ー大阪間を

          原田美由紀 23歳 保険会社勤務

          沢田春人 19歳 飲食店アルバイト

          今日はバイトで15時から20時まで働いた。 といってもこの時期に飲食店に来る客はあまり多くなく暇な時間が多かった。 お客さんが誰もいないときに、高木と季節の話になった。 高木は夏が1番好きでもうすぐ来る夏が楽しみで仕方ないらしい。 僕が1番好きな季節は秋だと言うと、「絶対夏の方が楽しいでしょ!」と言っていた。 僕は苦手だ。 夏も苦手だし、夏が1番好きだというやつも苦手だ。 夏は僕にとってデメリットしかない。 汗かきな僕は夏になると家から駅まで歩いただけで汗だくになるので一旦

          沢田春人 19歳 飲食店アルバイト

          日村晃平 32歳 薬剤師

          今日も一日仕事だった。 特にこれといって何かがあったわけではないが、なんとなく気分が上がらない日だった。 多分理由は明日美容院に行かなければならないからだ。 明日は夕方から人に会う予定があり、流石に伸び切った今の髪型ではなんとなく失礼にあたるのではないかと美容院の予約を入れた。 美容院に行く前の日はいつもちょっとだけど嫌だなぁめんどくさいなぁという気持ちになる。 多分小学校や中学校の頃に次の日の体育の授業でマラソンがあるみたいな感じ。 僕のようにおしゃれな空間が苦手な人間か

          日村晃平 32歳 薬剤師