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39歳の進路

仕事がしっくり来なくなってきた。私は何をするために転職したんだったっけ。随分と初心から離れたところに来てしまった。私が居なくても、ふつうに業務は回るんじゃないだろうか。すると、私はなぜここに居るんだろう。

最近、そんなことを頻繁に考えている。ただ飽きただけの贅沢病かもしれない。成長感を求めて転職したら、それはそれでしんどくなって「もっと穏やかに暮らしたい」とか言うはずだ。下唇を噛む自分がありありと想像できる。

慣れはラクで退屈
変化は新鮮で憂鬱

ぶつくさ言いながら日々をこなしている私に、時折Linkedinからオファーメールが届く。一読して辞退の返信を書く。いつかご縁があるかもしれないからテンプレートは使わないが、辞退への迷いは一切ない。すらすらと返信を打ち込む親指に憎しみすら感じる。悩んでるくせに、ご縁を断つ。

なんなんだ、この気持ち。

#39歳の日記 #日記

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