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ブルシットジョブ

35歳で福祉業界に大転職しました。たまたま知的障がいの方々の事業所で働きはじめ、3年目に介護福祉士を取得しました。
しかし、介護福祉士は主に高齢福祉のため、何かないだろうかと考える中、
40歳の年に発起して精神保健福祉士取得のために働きながら大学にいきました。
資格を活かし奮闘されている方々もいらっしゃるとは思いますが、地域福祉で働くなかで私にとってはこの資格は今の福祉業界では役に立つ場所はなく、私にとってはブルシットジョブの1つの資格だったということがわかった資格であり、有効に活かせる現場には出会うことができませんでした。
諸外国の精神保健福祉士は特別な裁量を持ち財政を動かすことができる国もあります。
司法や医療等々様々な連携をしており当事者の最善の利益を考え、権利擁護をしている国もあります。
日本はダメですね…
去年の日本精神保健福祉士協会の学会に参加してがっかりしました。

それでもヘルパーとしては現場で学んだことを実践できる内容だったので学んで良かったと思っています。

無知は虐待の連鎖を産み出します…

悲劇を生産する今の社会の中でできることは少なく、それでも諦めずにしぶとく考えながら生きていきます。

人がものとして、人が金として利用されていない場所が私には一ヶ所あったことだけが救いでした。

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