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自殺予防

9月の自殺者数は1805人。
毎日60人が死を選んでいます。
『とりあえず返す見通しの立たない借金は債務整理の専門家へ。生活がままならないのなら一時的でも生活保護を受けて欲しい。』

かつて働いていた地域活動支援センター(精神障がい者通所施設)で働いていた支援者がうつ診断を受けました。彼女は『こんなにしんどいとは思わなかった』と言いました。
経験者にしかわからないことは多く、自分や世間の正義が通用するなら福祉という概念はありません。

優生保護法が廃止されたのはたったの20年前程のことに驚きます。
人権を優先されたことは嬉しい。
その為には今を生きる人々が生活しやすい社会へ変化していかなければならないのだと思います。

優生保護法を廃止し、人権を優先することによって何が起きるのか?
多様な特性の人々が増え始めるのではないでしょうか?
人権を認めたことはいいものの、その後の社会は生きづらさを抱える人々を擁護できる優しい社会になっているのでしょうか?
今の社会は20年前の思想が根強く残ってしまっているように思います。
今の生きづらさを抱える人々にとって必要な政策や制度は少なく、福祉政策にも必要なのに無いものが多い。。。

制度の変化が多い福祉業界。
『なんでこんなにコロコロ変わるの?』と私もかつては疑問を持っていましたか、福祉制度は社会の変化に合わせて変わっていく必要があるのだと納得してからは社会の変化にももっと興味を持っています。
社会福祉と言われる所以なんですね。

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