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つくる豊かさ

ぼくの生活の中には、「つくる」という行為が大きな割合を占めているように思います。



商品を考えて、デザインして、つくっています。

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地域コミュニティの場づくりや、地図づくりなど、
ものごとをつくっています。

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コミュニティもつくりました。
絵本もつくりました。
日々の料理もつくっています。


つくることは楽しいです。



つくることというのは、大きな豊かさを生み出します。


ぼくは、何かをつくることで日々の楽しみや、味わいが深くなるのを実感しています。


何かを「つくる」ということは、大小の差はあれど、現状から何かを「変える」ことでもあります。

つくり出すことで、つくる前とは状況が変わるからです。


道具をつくるのも、イベントをつくるのも、人脈をつくることもそうです。



そうやって考えると、変わるということは、状況の変化に対応することができるということでもあるように思います。


何かをつくることができるのは充足感を感じます。
つくる、すなわち、変えることができるという充足感という中には、変化できるという心のゆとり(安心感)が含まれているのかもしれません。


すこし話はそれますが、これから日本の人口が減少していく中では、コミュニティに参加することが求められています。


言い換えると、自分たちのことを自分たちでおこなっていく必要があるということです。


自分たちでおこなっていくということは、自分たちが変わっていくこと、つくり出していくことが必要です。

誰かにお金を払って、代わりにやってもらう。自分は関わらない、という選択肢は、今後減っていくのだと思います。そうならざるを得ません。



お金を使って、生活をしていくというスタイルから、
自分たちの生活をつくっていくというスタイルへの変換を目指していくべきだと考えています。


必要最低限以上の生活ができているならば、生活の豊かさというのは、経済的な豊かさというよりも、生活すること自体に感じられる豊かさじゃないかと思うのです。


そのためにはもっと、生活の中の「つくる」ということを、身近に感じたりしてもらえるようにしていく必要がありそうだなと感じています。

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