まずはじめに①

まずはじめに、平凡な会社員の私が、なぜトライアスロンを始めることになったのか。そのきっかけをお話していきたいなと思います。


きっかけはダイエット

私は、小学校から高校まで野球を続けていました。社会人となり、夜勤もするようになってから不規則な生活が続き、ブクブクと太っていき70kgを超えてしまいました(身長160cm)。かなりな太り気味でしたが、自分ではそんなには太っていないと気にも留めていませんでした。
そんな時に年2回行われる健康診断で、入社時から毎回血圧が高く、いつも引っ掛かるため一度採血をして調べてみましょうと言われました。保健師さんから「若いから異常値は出ないと思いますけどね」と言われましたが、結果は中性脂肪、コレステロール、尿酸値などで引っ掛かり、また同じくして母(当時57歳)がガンになったため、「自分もこのままでは病気で早死してしまう」と思いダイエットをしようと決心しました。当時25歳でした。

ランニング開始

最初に自宅の近所を走り始めました。最初は全然走れないし500mくらいで息が切れてしまう。このままでは走るのをやめてしまいそうと思ったため、ウォーキングから始めました。速歩きからスタートし、身体が温まってきたら、少し走り、きつくなってきたらまた歩くを繰り返し30分くらいを続けていきました。それを45分、1時間と延ばしていきました。
それと同時に食事も改善しようと思いました。野菜をそんなに摂っていなかったので、野菜を多めに摂り、炭水化物を少なめにするといった食事制限も開始しました。
また筋トレも行うようにしました。高校生の時に部活の野球でオフシーズンになるとウエイトトレーニングをしており、そこから筋トレが好きだったこともあり、公共のジムに通うことにしました。
そこには筋トレ器具もあるし、トレッドミル(ランニングマシン)もあるので、筋トレしてからトレッドミルで走るというのを週に3〜4回続けていきました。

身体に変化

定期的な運動と食事制限をしたところ、半年くらいで10kgくらい減量に成功しました。周りの人からは「病気にでもなったか」と心配されるほどでした。
体が軽くなるとかなり走れるようになってきました。最初は500mで息が切れていたのが、5km、10kmと走れるようになってきました。
そうなってくると走るのが楽しくなってきます。そんな時にジムで知り合った方にマラソン大会でも出てみたらと言われ興味を持ちました。

マラソン大会出場

公共のジムが新しくなり、体育館とプール、ジムが併設された施設ができました。そこに通い始めて1年後、「地元のマラソン大会に出てみませんか」「サークル立ち上げ、メンバー募集」のポスターを見つけました。マラソン大会に興味は持ったものの、大会についてどのような大会があるのか、今ひとつわからなかったため、サークルに入れば情報収集ができるのではないか、そう思い、コミュ障で人見知りな私が勇気を振り絞り、サークルに入ることに決めました。 
その後、メンバー顔合わせや練習会があり、みんなで走るのは楽しいなと新たな発見ができました。
メンバーは30代〜50代と様々で、その中に私がトライアスロンと出会うきっかけをくれた方もいました。それはまた別のお話しで。
私が出た最初の大会はハーフマラソンの他に10km、5km、3kmがありました。私が出たのは10kmで、初めての大会ということもあり、スタート前はかなり緊張しました。スタート後、周りに流され最初の1kmは4分前半で走っていたと思います。このままでは保たないと思いましたが、終始周りに流されオーバーペースとなり、結果は48分くらいでした。
ゴール後はもう走るのはやめようかと思うくらいきつかったですが、せっかく走るようになったのだから次の大会をエントリーしようと決めました。

長くなったのでこの辺で一旦切ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?