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すごいぞシネマカメラCanon EOS C70

とうとう勢い余ってCanon EOS C70を購入してしまいました。笑

このnoteを読んでほしい人
●動画撮影が大好きでそろそろシネマカメラに興味ありなあなた
●写真は仕事でやってるんだけど、動画もプロとしてやっていきたいあなた
●ポケットシネマカメラからレベルアップ狙ってるあなた

Contents


1. とりま開封
・開封した率直な感想

 とうとうやってしまいました。なかなかの悩みの深さでカートに入れては外し、カートに入れては外し、と何度も繰り返し、何ヶ月も迷った挙句にようやくポチりました。
 わくわくしながら到着を待ちましたが、質素な段ボール箱というシネマEOS独特の梱包でちょっとがっかり。笑
 ドキュメンタリー撮影を想定してMKE600を取り付けたり、ハンドルを取り付けたりしてみながら、シネマカメラとしてはやっぱり非常に小さいなという印象でした。
<開封時のがっかりポイント>
・段ボール梱包が貧相w
・ハンドルが非常に安っぽい
<開封時の驚きポイント>
・電源ONの速度が非常に早い!(C200と比較して)

※開封しながらぶつぶつ言ってる動画はこちら。

【シネマ機がやってきた】Canon EOS C70導入(とりま開封)


2. 1weekレビュー
・色々気づいたいいポイント!

<内臓NDフィルター>
 一眼レフのような厚みが少ない(シネマ機は縦長が多い)のにNDフィルターを内臓しているのがすごい!
 ミラーレス一眼で動画を撮影するとき、非常に面倒だなと思うのはやっぱりNDフィルタをレンズ先端に付けて、レンズ交換時にはフィルタも付け替える必要があることです。内臓されてるって素晴らしい!

<カスタムボタン>
 割り当てが非常に設定しやすく、MENUボタン+各カスタムボタンで設定できるのがとってもいい!

<MFアシスト機能>
 R5/R6にも搭載されてますが、Canon特有の▼の印で前ピンか奥ピンなのか非常にわかりやすい!

<記録モード>
 デュアルカードスロットに加えて、ploxy撮影とかかなりたくさんの記録モードが選べる。

<LUTビューアシスト機能>
 本体で標準的にボタン一発でLUTが当てれる

<AFの顔限定モード>
 クライアントワークでAFを使わない理由の一つにフォーカスの迷いがあります。ピント迷ってる部分は本番カットに使えないわけですが、顔を見失ったときにその場でフォーカス駆動をやめてくれるという素晴らしい機能!
ピントが前後に動いちゃったことによる失敗カットはなくなるはず!

・ここはちょっと・・・なポイント

<本体のコーティング>
 開封時につぶやいているハンドルもそうなんですが、なんかコーティングがやすりのようにザラザラ・・・。汗
 せっかくわくわく感をもって持ち歩きたいのに、持った瞬間にちょっと残念な気分になります。人が触れるところの触感にはもっとこだわってほしいですねー。

<手振れ補正>
 本体の手振れ補正は電子手振れ補正になっていて、手振れ補正ONではクロップされちゃいます。Super35mmとセンサーサイズが小さいので、クロップされちゃうのはちょっと・・・汗

<オートフォーカス>
 シネマ機でコンティニュアスAFがあること自体がすごいことなんですが、AF枠を選択する方法、もしくは顔認識でしかAFが駆動できないのでミラーレス一眼レフのようなイメージで買うと失敗します。

<LUTビューアシスト機能>
 LUTが一発で当てられるのはいいけども、HDMI出力がLUTありにできない。汗。外部モニタ使う場合、モニタにもLUTを仕込まないとダメです。

<log撮影時のISO感度>
 log撮影時のベース感度がISO800とちょっと高め。ベース感度を下回っても特にlowなどの表示はなく、悪影響があるかどうかわかりにくい。実際にはISO800以下はダイナミックレンジが損なわれるとのこと。

<画角について>
 APS-Cと同じくらいのセンサーサイズなので画角がフルサイズの1.5倍くらいになり、ボケ味も1/1.5くらいに減ります。

<スローモーション撮影機能>
 All-Iの場合にカスタムボタン割り当てによる高速切り替えが不可能。
long GOPの場合はカスタムボタン割り当てによる通常撮影・スロー撮影の切り替えが可能。

<ハンドストラップがジンバル搭載時に邪魔になる>
 ハンドストラップが非常に良い作りなのですが、RS2に搭載する場合にストラップ自身が邪魔になります。簡単に取り外したり、取り付けたりできるといいんですが、改造は必要ですね。

Canon EOS C70をミラーレスユーザーが一週間使ってみて気づいたポイントをまとめてみました(前編)

Canon EOS C70をミラーレスユーザーが一週間使ってみて気づいたポイントをまとめてみました(後編)


3. C-log2と音声の話
・C-log2の映像美がすごい!

 1weekレビューでは気づいたことを好き勝手言いましたが、その後も使い込んでいくと、やっぱりC70のC-log2の映像美がすばらしいことに気づかされます。最近EOS R5のファームウェアバージョンアップでC-log3が搭載されましたが、感覚的にはC70のほうが映像はキレイな気がします。
 正直ハイブリッド(写真・映像)シューターじゃかなったらすべてC70で撮りたいくらいです。

・音声回りはトラブル少なくなりそう!

 映像のプロの知り合いの方々は口をそろえて本体のみで音声4ch収録できるのがすごくいいと言ってました。
 私自身もミラーレス一眼カメラで音声収録をミスって音声データゼロという恐ろしい経験もあり、音声がバックアップされるのは非常にありがたいなぁと思いました。

【シネマ機って素晴らしい】Canon EOS C70のC-log2映像と音声まわりのスペックについて


大体数ヶ月使ってみた感想を、開封時からまとめてみました!
また適宜YouTubeでのレビューも上げていきますので、OKAPIのYouTubeチャンネルもよろしくお願いします!

〈OKAPIのYouTube〉

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