見出し画像

家探しその6 家は買いたいと思った時が買い時

思考回路がショートし、61.12㎡の購入要望書を提出してから数日が経過。
この頃になると新型コロナのニュースが日本中を席巻しており、ついには2020年4月7日、日本政府から「緊急事態宣言」の発令が決定した。

緊急事態宣言が発令されたことで、家探しの状況は180°変わってしまった。

奥さん、実両親、義理両親から異口同音に「急いで家を買わなくても良いのでは。もう少し様子を見たら。」と言われるようになったこと。
そして実は僕自身も、あれだけ早く家探しを終えたかったのに「もう少し様子を見ても良いかも」という考え方に変わりつつありました。


「新型コロナで先行きも不透明だし、一旦提出した購入要望書を取り下げようと思う。」

奥さん
「そうしましょう。それに4人家族で61.12㎡の間取りは嫌だったし…。」


「…。あれ?二人で話し合った結果(※家探しその2参照)65㎡前後でも良かったんじゃないの?」

奥さん
「あなたがお金を出すから言い出せなかったけど、65㎡前後の狭い間取りは嫌だったの…」

ブログには冗長になるので書いていませんが、当然家探しに求める希望は何度も話し合っていた。
何度も話し合っていたのに、ついにこの時になるまで狭い間取りは嫌だった本音が分からなかったのである。

でもその本音が分かれば、61.12㎡を購入する動機はない。
家探し=家族皆んなが幸せになること。
奥さんが幸せにならない家は、買う意味がないのだ。

こうして2020年4月頃に一旦提出した購入要望書を取り下げる旨、担当者へ話をした。
「仕方がありませんね」と、この当時は特に何も言われず快諾してくれたのであった。
この当時は…。


幾月か経過。
結局のところ、どの間取りを購入するのか悩みに悩んでいた。
プラウドシティ日吉は、高い。
平均坪単価300万に迫る価格帯。
70㎡の間取りなら約6,400万円にもなる。

予算を増やす禁じ手がある。
ペアローンだ。

 ※正直不動産(5)より引用

今までの家探し、大前提として僕一人で住宅ローンを組む算段であった。

ペアローンを組む=一人では借金を返済出来ないという証明のように思えていたこと。
また、ウン千万の借金を背負うのは心情的に辛いという、至極まっとうな感情を奥さんは抱いていたことが理由である。

・僕の与信4500万
・手持資産2000万から1500万
(残り500万は教育資金として残したい)
・奥さんの与信を1000万と仮定
 ・合計予算は7000万!!


「7000万あれば70㎡以上の間取りが買える。しかしそれは1000万の借金を背負うことになる。……どうする?」

奥さん
「…。」
「…。」
「…2LDKの61.12㎡は嫌だけど、借金を背負うのも嫌かな…。」


「では、どうすれば?」

奥さん
「合計予算6000万円で70㎡に近い間取りにしたい。」

深夜にまで及ぶ話し合いの結果、ペアローンは無し。
その為、合計予算は7000万→6000万で確定した。

6000万で買える間取りは…ここだ!

※4階68.84㎡5949万の間取り

ついに、ついに間取りも決定した!
嗚呼、長かった・・・
家探しはこれにて終了!
お疲れ様でした!←フラグ


「担当者さん、決めました!4階の68.84㎡を購入します。ローンの本審査も終わってますし、資金計画もバッチリです!今迄本当に色々お世話になりました!」

担当者
「…。」 


「(あれ?)」

担当者
「…、その部屋は既に申し込みが入っております。」


「そうですか、つまり抽選ですね!僕達は予算に余裕が無く外れると他の間取りを買う余力がありません。抽選当たる為に祈ります!」

担当者
「…。おかぴさんは一度、購入要望書を取り下げています。実はそれによって、他の購入検討者がその間取り(2階2LDK61.12㎡)を買えませんでした。申し上げにくいのですが、先に申し込んだ方を優先したいので抽選は遠慮して欲しい。」

※当時の心情を最も的確に表した画像

こうして僕は、プラウドシティ日吉を購入することは出来ませんでした。
そしてこの経験から、家探しにおける最も重要だと思った学びを得ました。
 
【学び】
家は買いたいと思った時が買い時。
 
【追伸】

置いていかれました(^p^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?