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家探しその8 新築が最も優れている、という思い込み
新築マンションに良くある思い込みがあります。
何かというと、
新築である
↓
最新である
↓
最新の設備が入っている。
最新の優れた間取りである。
という思い込み。
ハッキリ申し上げますがこれ、全く違います。
寧ろ一昔前のマンションの方が、設備や間取りは優れています。
こうした事実を、僕の実体験を踏まえて説明します。
憧れの武蔵小杉タワーマンションには住めなかったのですが、そんな事は知ってた定期です。
それでも武蔵小杉に住みたい!
駅の利便性を享受し、再開発される街並みを楽しみたい。
※武蔵小杉じゃなきゃヤダヤダ!!
武蔵小杉のタワーマンションは平均坪単価約330万です。
70㎡だと約7000万円。
とてもじゃないですが高くて買えません。
タワーマンションは高い。
しかし、板状マンションならどうなのか。
……あっ!
良い新着物件があった!
【物件スペック】
・築19年
・南向き
・70㎡以上
・総戸数130戸
・坪単価244万
・武蔵小杉駅徒歩7分
早速、内見の申し込みをした。
当日はエントランス前で待ち合わせ。
※良く晴れた日で布団を干してる
この頃には奥さんも内見を重ねて経験を積んでおり、当該マンションの優れた点を直ぐに理解してもらえた。
今の新築マンションには殆ど見られない。
一昔前だからこそ見られる優れたポイントはここ。
【築19年のマンション内覧結果】
— おかぴ (@okapi_poke) June 27, 2020
・スロップシンク付き
・完全アウトフレーム
・天井高2700mm
・スパン幅6200mm
・玄関前ポーチ有り
・SRC造
・駐輪場設置率200%
どう考えても今の新築より優れてる点が多い。
内装は後でどうとでもなる。後で変えられない所こそ見て判断すべき😇
す、素晴らしいスペックである…!
見れば見る程、『購入』の文字が頭をよぎる。ここで仲介担当者に席を外してもらい、奥さんとコソコソ話。
僕
「どうする?」
奥さん
「とても良い。リフォームすれば内装も綺麗になるし、グランツリーも近いから普段使いができる。」
※武蔵小杉の民御用達の大型商業施設
僕
「ということは、この場で購入要望書を出しても?」
奥さん
「良いよ!」←奥さんの決断力も上がっている
よしっ!
善は急げ!
思い立ったが吉日!
明日やろうはバカやろう!
その場で購入の意思があることを伝えた。
そして直ぐにでも購入要望書を記入するつもりでいたが、ふとした疑問がよぎった。
僕
「ここ、凄くスペックが良いですね!」
仲介担当者
「ありがとうございます。」
僕
「それに小学校も近いですし。」
仲介担当者
「あっ、いや…。」
僕
「違うのですか?」
仲介担当者
「当該マンションの指定校は下沼部小学校になりまして、ちょっと遠いんですよね…」
徒歩14分!!
しかも大きな線路を二つも横切る!!
こ、これはアカン…。
大人目線では武蔵小杉駅徒歩7分の立地でも、子供目線ではバス便のようである。
毎日この通学路を歩かせるのは危険過ぎると判断しました。
こうしてまた一つ、このマンションの見送りも決定してしまった。
【学び】
新築マンション=最も優れた間取りや設備が入っている、という訳ではない。
【追伸】
実は当該マンション、業者が指値を入れて買ったことは知っていたのですがつい最近再販されました。
まずい…
— おかぴ (@okapi_poke) May 19, 2021
次のブログで取り上げようと思っていた某マンションが再販されてる。
しかもリフォーム等何もしていないのに300万も値上がりしてからの再販。
当該マンションのブログ掲載は見送るべきか🤢?
(ブログ完成まで進捗率60%)
それも一瞬で掲載終了しました。
つくづく最近のマンション価格は上がっている事を実感します。
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