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【マンション購入】今は買うべき?それとも待つべき?後編

今は買うべきか。それとも待つべきか。
怒涛の後編は『買いたくても買えない』にイシューを変更。
悩める一時取得者様向けに著名マンクラ達のメッセージよ届け…!

そらまめ氏
「マンションは買いたい。でも高くて買えない。じゃあ何を買ったらいいのですか?といったところが悩みのタネだと思う」

おかぴ
「さっきも言った通り『中古マンション』という選択肢を提案したい。駅No.1は高くて買えない。駅No.2以降だと資産性の面で不安である。そう思われている方もいると思うが、実際に資産性で最も大事なのは買った時の値段である」

「新築マンションは、プロであるディベロッパーがそのエリアの客層だったり周辺相場だったりをしっかり調べた上で価格設定をする。その為、これはお買い得だという間取りもあるにはあるが、中古マンションでは新築よりもサヤ(=相場の値段の開き、価格差のこと)が大きいものもある。たまにバグった価格設定の売出しもある」

「マンションを買うと決めている。資産性も大事。そんな方には中古マンションも一つの選択肢」

そらまめ氏
「新築マンションは高いが、SUUMO等で検索すると郊外で4000〜5000万の売出しもあるにはあるが、出口を見た時に厳しいマンションも多いなと感じる」

「ここで一度訊いてみたかったのですが、おかぴさんは戸建てを購入されましたが出口は考えましたか?」

おかぴ
「明確にお答えします」
「出口戦略はゼロです!!!」
「全く考えておりません」

※出口戦略は永遠のゼロとして戸建てを購入!

そらまめ氏
「おかぴさんは完全に住まいを買うという感覚だと思うのですが、それと同じ感覚で今の新築マンションを買うのならいいと思う」

愛長パンダ氏
「出口も考えた上で、それに予算感もあるので自ずと中古マンションは現実的な選択肢かなと思う」

「新築を買うにしても中古を買うにしても、値上がりの基調があるのは都心にフォーカスされる。今回の予算アンケートでは約20%の方が予算8000万以上だった」

「例えば8000万で35年ローンを組むと25万/月(管理費・修繕積立金含む)ざっくり必要となる。その8000万という価格が今後も維持されるのであれば買ったほうが良いかなと思うが、8000万からさらに値上がりするだろうという期待感を持ち、背伸びをして、それでも届かないのでつま先立ちして買おうと思っているのであれば、都心から少し離れたマンションを購入するという選択肢もあることを伝えたい」

「マンションを買うということは資産性だけを追い求めるものではない。quality of lifeであったり、家族と共に過ごしていくことを考えて購入するもの。残債割れをしない、売却する時に±0円であっても8000万のマンションなら最低25万/月の出費となる。そのようなマンションの購入に走るのか、胸に手を当てて落ち着いて考えることも大事だと思う」

おかぴ
「先人の購入者が坪250万で購入して坪400万で売れた、そんな実例を聞いてしまうとどうしても羨ましく思い、自分も追い求めたい気持ち、これはとてもよく理解できる」

つーも氏
「今もし自分が一時取得者だったら築浅中古を購入すると思う。新築マンションは高い。高いのになんじゃこりゃ!というものもあります」

某新築マンション
なんじゃこりゃ間取り

「それに新築マンションは引き渡しまで1〜2年待つ必要があります。その間賃貸に住むのならつまり、単純なキャッシュアウトです。そうであっても、新築だからこその魅力があったから今迄は1〜2年待つことを甘受出来た」

「でも直近は1〜2年待つことを甘受するに値する新築マンションが指折る程度しかない。たとえばハルミフラッグだったりパークタワー勝どきだったり。でも皆んな同じ気持ちだからそのような指折りのマンションを買おうと思っても買えない。どうしても購入したいのならそこに突っ込む他ないが、そこまでの気持ちでないのなら築浅中古に目を向けることで1〜2年待つ必要もないですし、キャッシュアウトも抑えることができる」

大人気のハルミフラッグ
もはや予約すら取れない…

おかぴ
「凡そ700万程度かければ、中古であっても見てくれの内装仕様は新築と同じぐらいになりますからね…」

「じゃあ具体的にどの中古を買えば良いかという話になりますが、例えばマンクラと呼ばれる方をフォローするとか、個別にDM等送って相談に乗ってもらうとか。勿論、お金を払ってプロに相談するというのが一番良いと思います」

※ここで著名マンクラの中央区上落合氏、関西マンションすごろく氏の二名に登壇頂きました!

中央区上落合氏

毎日のように物件紹介ツイートをしているマンクラ。
大宮の葱次郎は至高。

関西マンションすごろく氏

大阪/関西圏の新築マンションも得意とするスムラボブロガー。
マンション購入3軒、売却2軒の経験を持つ実力派のマンクラ。

中央区上落合氏
「個別になりますが今は購入せず待つべきエリアもあるのではないかと個人的には思う。例えば湾岸エリア。2024年に大規模マンションの入居が控えているので、そのタイミングで当然、住み替えによる中古物件の売り出しも増える可能性があるのではないか」

関西マンションすごろく氏
「湾岸エリア2024年問題。自分は意外と値下がらないのではないかと見ている。中古価格は需要と供給で成り立つというところがあるが、今は新築が高くなり過ぎて、湾岸エリア2024年の物件や、更にその後発物件についても価格が高くなると思う」

「ローン契約で二軒目のマンションを購入する時に今までは先売りが多かった。しかしここ最近は後売り、もしくは売却しなくてもローン契約が通ってしまうという事例があった。2024年の引き渡しまでに売却しなくても良いという条件がつくのなら、湾岸エリアの相場も上がっていることから、安く売却する必要がなくなるのではないか。湾岸エリア2024年問題によって値下ることをあまり期待すべきではないかなという意見」

2024年引渡しのパークタワー勝どき。
総戸数約2400戸と超大規模

今は買うべきか、待つべきか?
先の相場は誰にも分からない。
家は欲しいと思ったら買うべき。
そして、高くて買えないのなら中古マンションという選択肢もある。
正解が無い問題について著名マンクラの個人的な見解を忌憚なく聞く事が出来た今回のTwitterスペース。
悩める一時取得者様の参考になればとの思いで、今回のブログについては筆を休めることとしたい。

【追伸】
正解が無い問題なので、今は待っているという方をTwitterで募りました。

今回のTwitterスペースに登壇頂いたそらまめ氏、つーも氏、愛長パンダ氏、中央区上落合氏、関西マンションすごろく氏に厚い感謝を。
また、300人を超える聞いて頂いた全てのリスナーにも感謝を。

以 上

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