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調達、購買部門向け生成AI、Python活用(交渉用ChatGPT、GPTs)


免責事項

当ブログでは、AI技術であるGPTによる情報提供を行っています。GPTは多岐にわたる質問に対して回答を生成する能力を持っていますが、その回答の正確性や安全性、適切性を保証するものではありません。掲載される情報や回答は、一般的な情報提供を目的としており、専門的な助言や個別の事情に基づく指導を提供するものではありません。

利用者の皆様には、以下の点をご理解いただき、ご利用ください。

  1. 情報の正確性について: GPTによる回答は参考情報としてご利用ください。重要な意思決定や行動を行う前には、専門家の意見を求めるなど、自身での確認と判断が必要です。

  2. 最新の情報について: GPTの知識は一定の時点までの情報に基づいています。そのため、最新の情報やデータを反映していない可能性があります。特に変化が激しい分野に関する情報については、最新の状況をご確認ください。

  3. 免責: 当ブログやGPTによる回答の利用によって生じた直接的または間接的な損害に対して、ブログの運営者は責任を負いません。

情報を参考にすることの責任は利用者自身にあります。当ブログを利用することで、上記の免責事項に同意したものとみなします。


以下本題

法律に関わる部分もあるため、上記をよくご理解いただいた前提で、作成したGPTsの説明をしていきます。

現在、公正取引委員会および中小企業庁から、下請法違反の勧告や方針に反する行為に関して企業名が公表され、これらの内容はメディアにも報じられるようになっています。
この状況は、これまで行ってきたサプライヤとの交渉方法そのものを見直す必要があることを示しています。
そこで、適切な交渉方法を検討するために、ChatGPTを用いてサプライヤとの交渉例を考案し、GPTsを作成しました。
GPTsには公正取引委員会の指針や勧告、下請取引適正化推進講習会のテキストなど、Web上で公開されている情報を学習させています。ChatGPT Plus(有料版)でのみ利用可能ですが、以下のリンクからアクセスできます。
以下に、このGPTsの使用例を示します。

まず、GPTsKnowledge(記憶させた知識)の情報源は以下のサイトです。ここに挙げたのは全てではなく、これらのサイトから抜粋した情報を基にしています。
また、GPTsが与えられた知識の全てを常に参照しているわけではなく、質問に応じて知識から情報を抽出しています。したがって、必ずしも知識の内容がそのまま回答になるわけではありません。さらに、回答内容は毎回異なります。

回答を参考にする際は、一番上の免責事項を確認いただき、ご自身の判断、責任でお願いします。


以降で、以下リンクから使うことができる(有料ユーザーのみ)GPTsの使い方、例を説明していきます。

以下がGPTsのリンクです。


まずはGPTsの下に4つプロンプト例があるので、左上からクリックしてみましょう。

以下のように回答してくれます。

GPTs回答、途中まで

回答全文を以下に記載します。
内容についてのコメントは控えます。。。
回答を参考にする際は、一番上の免責事項を確認いただき、ご自身の判断、責任でお願いします。(しつこい)

プロンプト(You)
発注元(A社)と下請取引先(B社)の価格協議のロールプレイを行ってください。(1年間価格が改定されてないため、発注元からヒアリングを行う設定)
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法律、方針、守るくん(ChatGPT)

発注元(A社)と下請け取引先(B社)の価格協議のロールプレイを行います。
場面設定:
A社(発注元)の購買担当者とB社(下請け取引先)の営業担当者が、1年間価格が改定されていないことを受けて、価格協議を行うために会議を設定した。
登場人物:
A社の購買担当者: 山田
B社の営業担当者: 佐藤
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山田: 佐藤さん、今日はお時間をいただきありがとうございます。早速ですが、私たちA社は、B社からの部品供給に大変感謝しております。ただ、ここ1年間、価格改定が行われていない状況ですので、今後の取引条件について話し合いたいと思います。

佐藤: 山田さん、こちらこそお時間をいただきありがとうございます。私たちB社も、A社との取引を大切にしています。価格についてですが、実は原材料費の上昇や人件費の増加により、コストが増大している状況です。これらの変動を踏まえ、価格の見直しをお願いしたいと考えております。

山田: それは承知しております。私たちA社としても、公正な取引を心がけており、B社の現状を理解しております。ただ、我々も市場環境の変化に直面しており、価格上昇には限度があることをご理解ください。可能であれば、コスト削減に向けた努力も引き続きお願いできればと思います。

佐藤: 確かに、私たちもコスト削減には常に取り組んでおります。しかし、品質を維持しつつさらなるコストダウンを図るには、技術的な限界もございます。それでも、A社との長期的な関係を重視しておりますので、互いに納得のいく解決策を見つけたいです。

山田: そうですね、お互いにとって最良の解決策を模索しましょう。例えば、原材料の共同購入や、生産プロセスの見直しなど、コスト削減につながる提案ができないか、改めて検討いただけないでしょうか?

佐藤: それは良い提案だと思います。具体的な案については、社内で検討した上で、改めてご提案させていただきます。また、価格についても、A社が受け入れ可能な範囲で最適な提案を準備いたします。

山田: ありがとうございます。それでは、具体的な提案がまとまり次第、再度会議を設定しましょう。今後も良好な取引関係が維持できるよう、双方で協力していきましょう。

佐藤: はい、よろしくお願いいたします。A社とB社が共に成長できるよう、最善を尽くします。

このロールプレイは、下請け取引における適切な価格協議の進め方を示しています。公正な取引慣行を守りつつ、相互の事情を理解し合い、共に成長を目指す姿勢が大切です​​​​​​​​​​​​。

GPTs回答例

次に右上のプロンプトを試した結果です。

回答全文を以下に記載します。
ここも内容についてのコメントは控えます。。。
回答を参考にする際は、一番上の免責事項を確認いただき、ご自身の判断、責任でお願いします。(しつこい)

プロンプト(You)
発注元が下請け取引先へ価格協議を申し出るメールを作成してください。(拝啓などは不要です)

法律、方針、守るくん(ChatGPT)
下記のメールテンプレートは、発注元が下請け取引先へ価格協議を申し出る際に参考になるかと思います。このテンプレートは、下請け取引の適正化に関するガイドラインや事例を踏まえています。特に、価格協議を行う際の透明性と相互理解の重要性を考慮し、双方にとって公平な取引が行えるよう心がけてください。
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件名: 価格協議のお願い
[取引先企業名 様]

いつも大変お世話になっております。[貴社名]の[貴社担当者名]です。この度は、[製品名/サービス名]に関する価格につきまして、改めて協議をさせていただきたく、メールを送らせていただきました。

近年の市場環境の変化、原材料費の上昇、または生産技術の向上など、さまざまな要因により、従来の価格設定を見直す必要が生じております。当社としては、[取引先企業名]様との長期にわたる信頼関係を大切にしており、このような状況を共有し、相互理解のもとで価格について再検討させていただきたいと考えております。

具体的には、[希望する価格協議のポイントや調整したい内容]について、貴社のご意見を伺いながら、双方が納得できる形での合意に至りたいと思います。可能であれば、[提案する協議日時]にお時間をいただけますと幸いです。

価格協議にあたり、[必要な資料やデータ]を準備しておりますので、協議の際には詳細をご説明させていただきます。また、[取引先企業名]様からも、現在の運営状況や見解についてお聞かせいただければと思います。

[取引先企業名]様とはこれまで良好なお取引をさせていただいておりますので、今後も互いにとってより良い関係を築いていけるよう、ご理解とご協力をお願いいたします。

ご多忙のところ恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。回答の期限につきましては、[回答期限]までにご連絡いただけますと幸いです。

敬具
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このテンプレートは、下請け取引の公正化を目指し、双方が納得のいく価格設定に至るための一助となれば幸いです​​​​​​​​​​​​。

GPTs回答例

次に左下のプロンプトを試した結果です。

回答全文を以下に記載します。
ここも内容についてのコメントは控えます。。。
回答を参考にする際は、一番上の免責事項を確認いただき、ご自身の判断、責任でお願いします。(しつこい)

プロンプト(You)
発注元が取引先に対して金型を無償で長期間保管させることには、複数の問題点が考えられます。下請法や公正取引に関する観点から、これらの問題点を具体的に説明します。

法律、方針、守るくん(ChatGPT)
下請法に基づく問題点
下請代金の不当な減額につながる可能性: 金型の無償保管は、下請事業者にとって実質的なコスト負担を意味します。これが実質的に下請代金の不当な減額につながる可能性があり、下請法(下請代金支払遅延等防止法)第4条第1項第3号に違反する可能性があります。下請法は、下請事業者の責に帰すべき理由がないのに、下請代金の額を減じることを禁止しています​​​​。
下請事業者の負担に関する規制: 下請法は、下請事業者に対する不当な経済的負担を禁じており、金型の無償保管を強いることは、この規制に抵触する可能性があります。特に、保管に関連するコスト(場所の確保、保守管理など)を考慮すると、これは下請事業者への不当な負担と解釈され得ます​​。

公正取引に基づく問題点
優越的地位の濫用
: 発注元が取引上の優越的地位を利用して、取引先に金型の無償保管を求めることは、独占禁止法における優越的地位の濫用にあたる可能性があります。優越的地位の濫用は、取引の公正を害し、経済上の自由競争を阻害する行為として禁止されています​​。
取引条件の不公正: 金型の無償保管を含む取引条件は、取引先に不当な負担を強いるものであるため、取引条件の公正性に関わる問題が生じます。これは、サプライチェーン内での公正な取引実践を促進するための各種ガイドラインや推奨事項と矛盾する可能性があります​​。

対応策と改善措置
契約における明確な取り決め
: 金型の保管に関する費用負担については、契約において明確に取り決めることが重要です。保管費用の負担主体や範囲について、双方が納得できる形で契約書に記載することが望ましいです。
コストの適正化: 金型の保管にかかるコストは、適正かつ公平な方法で計算され、関連費用の支払いについては取引条件に含めるべきです。これにより、下請事業者が不当な負担を強いられる事態を避けることができます。

金型の無償保管に関しては、下請事業者の負担を軽減し、公正かつ健全な取引関係の維持に努めることが重要です。

GPTs回答例

追加で質問してみました。コメントは控えます。。。

最後に右下のプロンプト。

回答全文を以下に記載します。
ここも内容についてのコメントは控えます。。。
回答を参考にする際は、一番上の免責事項を確認いただき、ご自身の判断、責任でお願いします。(しつこい)

プロンプト(You)
部材コストを下げる方法を10個提案してください。

法律、方針、守るくん(ChatGPT)
部材コストを下げる方法を提案するにあたり、公正取引委員会や中小企業庁などの規制やガイドラインを踏まえた適法な方法を考慮する必要があります。以下の10の提案は、適法で公正な取引関係を維持しつつ、部材コストを削減するための方法です。

1.価格交渉の強化:
購入する部材の量が多い場合、量に応じた割引を求める交渉を行う。交渉は公正かつ透明性のある方法で実施する必要がある​​。
2.原材料コストの共有:
サプライチェーン内で原材料のコスト上昇を共有し、価格転嫁の機会を探る​​。
3.長期契約の利用:
部材の供給者との長期契約を結び、価格の安定性を確保する。これにより、原材料の価格変動リスクを軽減できる​​。
4.効率的な在庫管理:
需要予測を基にした効率的な在庫管理により、過剰な在庫を抑え、在庫コストを削減する​​。
5.オープンイノベーションの活用:
サプライチェーン内のパートナーと協力して、新しい原材料や技術の共同開発を行い、コスト削減に繋げる​​。
6.サプライヤーの多様化:
単一の供給者に依存せず、複数のサプライヤーから購入することで、より競争的な価格で部材を調達する。
7.廃棄物の削減:
生産プロセスの改善により、廃棄物を減らし、必要な部材の量を削減する。
8.共同購入の実施:
同業他社との共同購入により、大量購入のメリットを享受し、単価を下げる。
9.代替材料の検討:
高コストの材料に代わる、低コストで同等の品質を持つ代替材料の使用を検討する。
10.自動化と効率化:
生産プロセスの自動化や効率化を進めることで、必要な部材の使用量を減らし、間接コストを削減する。

これらの提案を実施する際は、下請代金支払遅延等防止法​​​​や公正取引に関するガイドライン​​を遵守し、下請け事業者に不当な負担を強いることのないよう注意する必要があります。また、サプライチェーン全体の健全な関係を維持するためにも、透明性と公正性を持った取引が求められます。

GPTs回答例

もちろん各項目について更に説明を求めることもできます。

これはちょっと、、という回答もあるとは思いますが、たくさんアイデアを出させて、それについての可能性を検討していくという使い方が便利かと思います。

しつこいですが。。
回答を参考にする際は、一番上の免責事項を確認いただき、ご自身の判断、責任でお願いします。

以上


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