プロが導く映え写真-スマートフォン編-

1.スマートフォンのカメラについて

スマートフォンについているカメラどんどん進化し続けていますね。SNSやブログで発信していくには十分な性能があります。

スマートフォンについているレンズは、ワイドレンズ(広角)です。35mmフルサイズカメラ換算すると28mm前後です。人間の見た目に近い感覚のレンズ(標準レンズ)は50mmです。なので相当なワイドレンズです。

と文字で説明してもわかりづらいと思いますので下の画像で見比べましょう。

同じ位置から同じように撮った写真です。上が50mm(人間の目の見え方に近いレンズ)、下が28mmスマートフォンのカメラのレンズです。

今度は被写体を同じくらいの大きさで撮った時を見比べてみましょう。

被写体を同じくらいの大きさで撮ると、背景の見え方が違ってくるのがわかると思います。上が50mmレンズ、下が28mmレンズです。

ですので、スマートフォンのカメラは広角レンズだということを理解しましょう。

2.まずは撮ってみよう

まずは自分が好きなものを撮ってみよう。自分の好きなものを自分の好きなように、赴くままに。

どうでしょうか?自分の思うように撮れましたか?

撮れてしまった人は、ここから先は復習だと思って読んでみてください。

撮れなかった人は、これからの説明で撮れるようになっていきましょう。

3.スマートフォンの持ち方

スマートフォンで写真撮影をする時に、どのように持っていますか?

右利きの人なら、左手にスマートフォンを持って、右手で画面のシャッターボタンを押している人が多いのではないでしょうか?

しかしこれでは明るさの調整やピントの合わせ方がうまくいきません。

実はシャッターボタンを押さなくてもシャッターが切れるんです!

タイマー機能を使う?それも正解ですがそれだとシャッターが切れるまでにかなりのタイムラグがあり、すぐにシャッターを押せません。

正解は、音量調整ボタンです。iphoneだと左側についている2つあるボタンですね。

ですので、左手でスマートフォンを持つ時に、左手の親指で音量調整ボタンをおせるように持つといいですよ。

では、右手はどうするのか?

右手は画面の中でピントを合わせたい場所を触るようにします。ピント合わせはカメラで勝手に合わせてくれますが、自分の思った場所にピントを合わせるには、画面の中のピントを合わせたい場所を触るのがいいです。また、スマートフォンのカメラの機能には明るさの調整もできるようになっています。

ピントを合わせたいところを長押ししながら上にスライドすると明るくなり、下にスライドすると暗くなります。

スライドの調整は自分の好きな明るさで手を離すか、左手の親指でシャッターを押しましょう。

4.光の向きに注目

光の向きによって被写体はその姿を変化させます。

光の向きは大まかに、正面から、上から、下から、左右どちらから、後ろからとあります。

それぞれの特性を見ていきましょう。

正面から

正面からの光だと、被写体には影ができにくく、凹凸の少ない写真になります。

上から

上からの光だと、下に向かって影ができ、凹みがある所が影になり、尖ったところは光が強調されます。

下から

下からの光だと、肝試しの時の懐中電灯でやるやつになりますね。

左右どちらから

ここでは右からの光です。当然ですが、右が明るく、左は影になります。

後ろから

後ろからの光だと、被写体の周りが明るくなり、被写体自体は暗くなります。

5.正解は1つじゃない

4章で光の向きをやりましたが、正解はあるわけではありません。自分の意図するように出来れば正解なので、どうしたいかによって光を調整してみてください。

この写真では右斜め上からの光です。綺麗には撮れますね。

この写真は右からの光ですが、左側に白い紙でレフ板を作っています。

この写真は正面やや上からの光です。

6.どんどん発信しよう

写真撮影したら、どんどん発信しましょう。発信することによりもっともっとと自分の中の欲求が高まりますし、仲間も出来るようになります。写真は正解なんてありません。自分の思いのままやるのもいいし、誰かに喜んでもらいたくてやるのもいいし、表現も無限大にあると思います。

今回のnoteではスマートフォンのカメラの特性、持ち方、光の向きの特性について書きました。もちろんこれだけでは映える写真にはなりませんが映えることよりもまずは特性を理解してもらえたらと思い、この内容にしました。

また、違うnoteにてもっと映えに注力したnoteを書こうと思いますので、お楽しみに!

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