夫婦会議サポーター™になった理由、など。
こんばんは。
おかのうえ助産院、宮原まりです。
一つ前の記事のとおり、4/1から認定講師「夫婦会議サポーター™」としての活動をスタートしました!
今なぜ、夫婦のパートナーシップか、少しわたし個人のお話しになりますが、書こうと思います。
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「産後クライシス」という言葉がではじめたのは、2012年ごろであるといわれている。
ちなみに、「産後クライシス」とは、出産後2−3年の間に夫婦仲が悪化するという現象を指す。
主に、女性の産後の生理的な変化に、本人や夫や社会がうまく適応できないことが引き金となる。
私が第1子を出産した2014年ごろは、この言葉は今ほど一般的ではなかった。
当時の私は頭も体も心もがちがちでボロボロであるのにも関わらず、自分が助産師であるという焦りもあり、周りにうまく頼ることができなかった。
それどころか、一番近くにいる夫に対して今思えばかなり攻撃的になっていた。
汗をダラダラ流しながら一生懸命沐浴をする夫に、優しくなれなかった。
そして後で自己嫌悪の渦に苛まれた。
大自然の中で暮らしているので、
日光や鳥のさえずりや庭に咲く花をみて、(自然の力は本当に素晴らしい)
そして夫の並々ならぬ努力と私のほんのちょっとの努力により、
少しずつ元に戻っていった気がするが、
第2子の産後2−3年くらいまで(ということは計4−5年もの間)夫婦お互いに大変だったように思う。
仕事で母乳育児支援をしていると、
私と同じような悩みを、かなり深刻な状態でお話しされる方がここ近年増えてきたように感じる。
たくさんの方が、涙を流されながら、
産後うまく夫に接することができないこと、
夫にして欲しいことがうまく伝わらないこと、
どうしていいかわからないこと、
もう離婚かもしれないこと、、、
お話ししてくださった。
きっとその方だけではなくて、
その方のパートナーの分も、
倍の数の苦しみがあるのだろう。
しかも夫婦の問題はプライバシーに関わる部分が大きく、
他人に相談をしづらい。
そして深刻になってから相談がある。
なんとかしたいな、とずっと考えていた。
涙を流されたみなさんは、本当は、私よりもパートナーに話を聞いて欲しいのに。
そしてきっとそのパートナーも、本当は話をしたいと思っているはずだ。
だって一度は夫婦になると決めた相手なのだから。
ちょうど開業して半年くらい経った時、何かできることはないか悶々としていたとき、
夫婦会議サポーター™の第1期募集のwebページをみつけた。
これは運命的な出会いだと思って、夜中にメールをした。
これが私と夫婦会議®との出会い。
次回へつづく、、、
▼「夫婦会議®」とは?
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