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Procreateと仲良くなるまでの記録(ちょっと心開いてきた感じ)


前回のお話はこちら。

この話にある通り、いろいろ勉強したおかげである程度基本的な機能は理解できたのですが、手に馴染むというか、使いこなすところまではなかなか辿り着けていませんでした。ブラシもたくさん入れてみたはいいけど、しっくりくる設定を見つけられないまま…。というわけで、以下は対策として今月試してみたことです。

Procreate写真模写

procreate模写。雑誌やネットの写真をprocreate で模写するだけ。最初のうちはちょっとした小物とかから始めるのがおすすめ。慣れないうちは元の写真からスポイトで色を拾ってみるのもアリかと思います。

植物とか

魚介とか。

だんだんテッパンのブラシ設定とかがわかってきました。

何描けばいいか悩むくらいなら、なんでもどんどん描いちゃうほうが良かったみたい。無駄な動きや試行錯誤がどんどん減ってきたのがわかります。手応えはあるんだけど、まだまだ量が足りないなーと感じるので、とりあえず100回くらい回してきたいな。あと時間を計ってなかったから、一つ描くのにどのくらい時間がかかるのかも記録して上達の目安にしようと思います。

Procreate写経

これも模写の一環だけど、描きたい方向性の絵柄のイラストを模写するのがprocreate写経。今流行ってる感じの絵とかSNSで人気の絵師さんとか、お手本はいろいろあると思うんだけど、あえてもう少し昔の作品を研究することにしました。きっかけはこのツイート。

というわけで、選んだ題材が杉浦非水さん。イラストというよりデザイン色強めだけど、今どきのイラストレーターにも影響を与えているのがわかるし、今見てもカワイイ。

こんな感じで。

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杉浦非水さんのデザインはとても素晴らしくて眼福なので、とくにデザイン系や装画系の人におすすめ。画集もあるんだけどかなり高騰ぎみなので(アート系の本屋さんで、ネット通販してないとこなら今でも定価で手に入るかも?あるいは図書館も。)

ちょうど今巡回中の杉浦非水展の図録なんかもあります。


他にも小林かいちさんとか

花岡安治さんとか

いろいろ研究しています。


ミッドセンチュリーな感じを出したい

昔の作品を研究する中で、印刷のカスレ感?みたいなのをうまく出したいなーと思って、これは今研究中です。日本語だと情報があんまりないかも。

Procreate vintage brushes とか、procreate midcentury とか procreate letterpress とかで探すと、英語の情報はそれなりに出てきます。

カスレのエフェクトを入れた後でアウトラインを書き足してるのがポイントかも。

ただ、チュートリアル動画はだいたい有料ブラシと抱き合わせな感じかも。

無料のだと日本の作者さんが、こういうブラシを公開してくれています。

いい感じのカスレ。


ちょっとしたブラシ設定の話

プリセットやダウンロードしたブラシを使っていて、ここがもっとこうだったらなーと思う部分を、設定で思うようにカスタマイズできるようになってきました。

○線が勝手にうにょうにょ動く

これはよくあるやつ。イラレみたいに勝手にキレイな線に修正しちゃう機能ですね。手書き感を出したい時には邪魔な機能なので、ストリームラインをなしにして解消。あと、拡大して描いてると起こりがちなので、キャンバスの解像度をちょっと上げてみてもいいかも。

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○描いてるうちに色が変わっちゃう

ガッシュ系のブラシでたまにあるのがこれ。ブラシの色をランダムに変化させることで味わいを出す機能。狙った色を出し合い時には邪魔なので、ストロークカラーのジッターをなしにするか0に近づけて解決。

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今後の目標

・模写じゃなくてオリジナルの作品をたくさん描くこと。

・テッパンのブラシや設定に頼りすぎず、いろんなブラシや機能を試すこと。

おまけ

動画紹介コーナー。海外だけどこのシリーズがすごく好き。


鳥さん。


以上。今後も続くかもしれないし、続かないかもしれないです。


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