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Procreateと仲良くなるまでの記録(ちょっと心開いてきた感じ)
前回のお話はこちら。
この話にある通り、いろいろ勉強したおかげである程度基本的な機能は理解できたのですが、手に馴染むというか、使いこなすところまではなかなか辿り着けていませんでした。ブラシもたくさん入れてみたはいいけど、しっくりくる設定を見つけられないまま…。というわけで、以下は対策として今月試してみたことです。
Procreate写真模写
procreate模写。雑誌やネットの写真をprocreate で模写するだけ。最初のうちはちょっとした小物とかから始めるのがおすすめ。慣れないうちは元の写真からスポイトで色を拾ってみるのもアリかと思います。
7月はこんな感じの練習しようかなーと思います。 pic.twitter.com/sJa6exu377
— 岡崎つく (@Okazakick) July 1, 2021
植物とか
今日は植物を模写。
— 岡崎つく (@Okazakick) July 19, 2021
暮らしの図鑑 グリーン 楽しむ工夫×いま取り入れたい観葉植物64×基礎知識 by 境野 隆祐/AYANAS https://t.co/EtfhIij64w pic.twitter.com/Dt8No357h5
魚介とか。
11日目。今日の。人物も描いたんだけど、没にしちゃった。 pic.twitter.com/sDwnysKmiP
— 岡崎つく (@Okazakick) July 15, 2021
だんだんテッパンのブラシ設定とかがわかってきました。
13日目。雑誌の模写。スポイトなし。 pic.twitter.com/2jk3iLnvsE
— 岡崎つく (@Okazakick) July 18, 2021
何描けばいいか悩むくらいなら、なんでもどんどん描いちゃうほうが良かったみたい。無駄な動きや試行錯誤がどんどん減ってきたのがわかります。手応えはあるんだけど、まだまだ量が足りないなーと感じるので、とりあえず100回くらい回してきたいな。あと時間を計ってなかったから、一つ描くのにどのくらい時間がかかるのかも記録して上達の目安にしようと思います。
Procreate写経
これも模写の一環だけど、描きたい方向性の絵柄のイラストを模写するのがprocreate写経。今流行ってる感じの絵とかSNSで人気の絵師さんとか、お手本はいろいろあると思うんだけど、あえてもう少し昔の作品を研究することにしました。きっかけはこのツイート。
イラストで「なんか似てる群」に入らないようにするには、流行っているイラストの「良さの源流になっている作品」にあたる方が良いと思う。今流行ってるテイストが「飲みやすく改良されたスープ」だとしたら、それの「ペースト」が何処かに存在する。
— 芦野公平 kohei ashino (@ashiko) June 6, 2020
というわけで、選んだ題材が杉浦非水さん。イラストというよりデザイン色強めだけど、今どきのイラストレーターにも影響を与えているのがわかるし、今見てもカワイイ。
★作品紹介★非水は、1910年代から20年代にかけて、立て続けに「図案集」を刊行。非水にとって図案集は、クライアントの制約を受けず、自らのスタイルを追求し広く認知させることができる場でした。明快な色使い、簡略化されたモチーフ、余白の使い方…今見ても、驚きと新鮮さに満ちたものばかりです。 pic.twitter.com/WU9taogMNX
— 【展覧会】杉浦非水 時代をひらくデザイン (@hisui_koushiki) July 13, 2021
こんな感じで。
杉浦非水さんのデザインはとても素晴らしくて眼福なので、とくにデザイン系や装画系の人におすすめ。画集もあるんだけどかなり高騰ぎみなので(アート系の本屋さんで、ネット通販してないとこなら今でも定価で手に入るかも?あるいは図書館も。)
ちょうど今巡回中の杉浦非水展の図録なんかもあります。
他にも小林かいちさんとか
花岡安治さんとか
いろいろ研究しています。
ミッドセンチュリーな感じを出したい
昔の作品を研究する中で、印刷のカスレ感?みたいなのをうまく出したいなーと思って、これは今研究中です。日本語だと情報があんまりないかも。
Procreate vintage brushes とか、procreate midcentury とか procreate letterpress とかで探すと、英語の情報はそれなりに出てきます。
カスレのエフェクトを入れた後でアウトラインを書き足してるのがポイントかも。
ただ、チュートリアル動画はだいたい有料ブラシと抱き合わせな感じかも。
無料のだと日本の作者さんが、こういうブラシを公開してくれています。
Procreateで使える刷毛&ローラーブラシ8本セット[無料配布]|Necojita(ねこじた)|pixivFANBOX https://t.co/3uiZ6eWvU9 pic.twitter.com/jFjPEEp7gp
— Necojita (ねこじた) (@necojita) April 23, 2020
いい感じのカスレ。
ちょっとしたブラシ設定の話
プリセットやダウンロードしたブラシを使っていて、ここがもっとこうだったらなーと思う部分を、設定で思うようにカスタマイズできるようになってきました。
○線が勝手にうにょうにょ動く
これはよくあるやつ。イラレみたいに勝手にキレイな線に修正しちゃう機能ですね。手書き感を出したい時には邪魔な機能なので、ストリームラインをなしにして解消。あと、拡大して描いてると起こりがちなので、キャンバスの解像度をちょっと上げてみてもいいかも。
○描いてるうちに色が変わっちゃう
ガッシュ系のブラシでたまにあるのがこれ。ブラシの色をランダムに変化させることで味わいを出す機能。狙った色を出し合い時には邪魔なので、ストロークカラーのジッターをなしにするか0に近づけて解決。
今後の目標
・模写じゃなくてオリジナルの作品をたくさん描くこと。
・テッパンのブラシや設定に頼りすぎず、いろんなブラシや機能を試すこと。
おまけ
動画紹介コーナー。海外だけどこのシリーズがすごく好き。
鳥さん。
以上。今後も続くかもしれないし、続かないかもしれないです。
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