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「損切丸」ー 金利編

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かつて「金利」を専門としていた「損切丸」がマーケットでの専門知識を生かして書いたnote。
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#日銀

”棚からぼた餅” ?-「利下げ」大歓迎の株式市場

 米ISM製造業業況指数の予想を上回る低下(@47.8 < 予想@49.5、前月@49.1)を見ると「イン…

損切丸
2か月前
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ECB「利上げから一抜けた!」- 「インフレ」抑制の役割は日銀に交代?

 昨日(1/25)金利を据え置いたECBだが、理事会後のラガルド総裁の発言がマーケットに波紋を…

損切丸
3か月前
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次のテーマは何だ? ー 近付く「利上げ」局面の ”終わり” (除.日本)。

 2023.1.18.「煽るだけ煽って喰いついてきたらズドン!」が常套手段。|損切丸 (note.com) …

損切丸
9か月前
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もう「失敗」できない日銀。

 「9ヶ月の@0.63%、取っておきました」  忘れもしない2000年7月、「損切丸」は夏休みを取…

損切丸
10か月前
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「円、どんどん売ります!」の免罪符。ー 世界的な「真性インフレ」下、「金融緩和」…

 「@135円台も」なんて呑気な事を言っていたら、あっという間に@134円台。目処どころか単な…

損切丸
1年前
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今の「値上げ」は「インフレ税」。結局は「お金」の問題。

 6/6 日銀黒田総裁「日本の家計の値上げ許容度も高まってきている」  この報を受けて、さ…

損切丸
1年前
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続報:中国に異変? 着実に進む「お金」の「中国離れ」。

 ↑ 標題にブルームバーグ社の "Dragon China Index" チャートを引用させて頂いたが、何と2020年の高値から▼70%以上も下落しているという。香港ハンセン指数は昨日(3/14)の▼1,000.ー以上の下落に続き、今日(3/15)もオープニングから▼800.-以上下落。あっという間に@19,000.-を割り込みひどい有様。だがこれも大きな流れの中の1つに過ぎず、「お金」の「中国離れ」は着実に進んでいる。  思い起こしてみれば、きっかけは2020年6月30日

中国に異変? 急落・低下に転じる中国株・中国国債金利。

 3/14 ハンセン指数が▼1,000.ー以上下げ(▼5%)、@19,500.ー 台に急落、上海/深圳CSI300も…

損切丸
2年前
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”バズーカ” の後始末 ー 「10年日本国債@0.25%無制限買取オペ」の深層。

 ”ロシア軍、一部が基地に帰還”( ロシア国防省)  真偽の程は定かではないが、本日(2/1…

損切丸
2年前
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どこまで上がる? 米国債金利。

 2/10(予定) 1月米CPI 予想 +7.2% 前月 +7.0%  米雇用統計を通過して次の注目指…

損切丸
2年前
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「シルバーデモクラシー」に "静かな反乱" 。 ー 「お金」の ”脱・日本” 。

 「* ”レバナス" 死亡…。」(*ナスダック指数にレバレッジをかけた投資信託。 e.g. 投資…

損切丸
2年前
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見えてきた? 「金利の山頂」。 ー  "やる気" を取り戻す株式市場。

 前稿.「インフレ」の正体。ー 「平均時給」上昇の衝撃。|損切丸|note で1月の米雇用統…

損切丸
2年前
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「市場との対話」の ”ノウハウ” 。 ー 直近のFRBメンバーの発言から。

 中国は旧正月を迎えアジア市場は一休みといったところだが、欧米市場はまだまだ元気一杯。FR…

損切丸
2年前
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いよいよ「大転換」? 日本も「利上げ」シフトⅡ。 ー  市場の関心は既に「黒田後」へ。

 黒田総裁は頑なに否定している いよいよ大転換? 日本も「利上げ」シフト。 ー 「外債投資」から 円へ「お金」が逆流する可能性。|損切丸|note。だが、既に「アベノミクス」という後ろ盾を失った総裁の立場は日銀内でも微妙に変化しているはずで、 市場の関心は既に「黒田後」に移行している。10年JGB(日本国債)は2021年2月に一度跳ね返された@0.165%を超え、今日(1/31)@0.185%をつけている。  まさか1990年代の@6~8%まで戻るとは思わないが(苦笑 ↓