時は金なり。ー 日本人が苦手な「時間価値」の算定。
筆者の世代(50代)だと「欧米かぶれしやがって!」と批判を受けそうな格言だが、日本人は本当に「時間価値」を計るのが苦手。投資やマーケットの世界で典型が「金利」だろう。説明をしようと思うと横を向いてしまう日本人の何と多いことか(「損切丸」の読者は別)。
テレビでもドル円や日経平均が上がった、下がったのニュースは毎日のように流れるが、「金利」の話はとんと出てこない。説明がややこしくて、筆者の母(82歳)のようにきちんと金融教育を受けていない昭和世代に不人気なのだろう。長い間