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「損切丸」ー 「金利」編

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かつて「金利」を専門としていた「損切丸」がマーケットでの専門知識を生かして書いたnote。
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2020年8月の記事一覧

「イールドカーブ」の読み方 - 「金利」が発する ”メッセージ” 。

 パウエルFRB議長の「インフレ容認発言」から1日、一時@0.80%近くまで上昇していた米10年国…

損切丸
4年前
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「FRB、2%超のインフレ容認。」 ー 各国を怯えさせる「日本化」の恐怖。

 8.26稿.「はっきりしてきた「実質金利」上昇。」の中で:  "アメリカの潜在成長率が+2~…

損切丸
4年前
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はっきりしてきた「実質金利」上昇。 -「信用リスク」「デフォルトリスク」低下+「…

 各国の「実質金利」=「名目金利」-「物価上昇率」-「信用リスク」を追ってきた「損切丸」…

損切丸
4年前
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見た目に騙されるな!PartⅢ - ”金利トリック”の「カラクリ」。

 賃貸物件A:家賃17万円 共益費5千円 敷金1か月 礼金1か月 47㎡2017年7月竣工(築3年) …

損切丸
4年前
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資金集めに奔走する中国 ー 債券市場「試験プログラム」。外国人の直接投資を9/1か…

 香港問題以降、米国の制裁により「お金」、特に「ドル」の調達が難しくなった中国。中国政府…

損切丸
4年前
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"4~6月期GDP年率27.8%減 戦後最悪のマイナス成長" - 「アベノミクス」とは何だ…

 予想されていたとはいえ、いざ出てみるとこれだけの数値はなかなかショッキングかもしれない…

損切丸
4年前
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「インフレは死んだ」は本当か? ー  「お金バラマキ」 →「デフォルト阻止」による歪みは金利市場へ。

 標題添付はOECD加盟37カ国の債務残高の推移を示したグラフ。2021年までに何と+12兆ドル(約1,270兆円)もの増加が見込まれているという。過去に例を見ない天文学的数値であり、その大半は ”主要通貨” ドルだ。  このような政策になったのには伏線がある。リーマンショック(2008年)で欧米は大手金融機関の「デフォルト」整理という政策選択をしたが、*予想外に膨大なコストと時間を要した。その「学習効果」が今回の「お金バラマキ」→「デフォルト阻止」政策に繋がっている。

「コロナ後」→「物価」と「金利」は上昇? ー 「CPI」「CDS」「実質金利」等からの…

 「損切丸」では元・金利の専門家として「実質金利」の考察を続けている。特に表に出にくい「…

損切丸
4年前
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トルコリラ急落、調達金利1,000%の衝撃

 「こんな数字は見たことがない」。  某経済紙N新聞のヘッドラインだ。残念ながらこの表現…

損切丸
4年前
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「死んだふり」の金利市場 ー 「嵐の前の静けさ」なのか?

 標題に貼ったのは米国債の10年までのイールドカーブだが、株が急落した3月まではそれなりに…

損切丸
4年前
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