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「損切丸」- 「株・為替編」

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「損切丸」から株、為替のマーケットに焦点を当てた note。
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2021年1月の記事一覧

「マーケット的思考」のススメ。 ー 時代は「いいから黙ってやれ」から「自分で考える…

 全国のコロナ感染者が4,000人を超え、政府に「何とかして欲しい」という思いも募るが、いく…

損切丸
3年前
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オプション取引と相場急変動。 ー 増大する「ロビンフッター」の影響力。

 近年米株式市場では「ロビンフッター」(以後RH)が相場の主役として取り沙汰されている。語…

損切丸
3年前
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2021マーケットオープニング概観。

 通常欧米は1/1の New Year's Day 以外は営業日なので1/2から新年相場がスタートするが、2021…

損切丸
3年前
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東京時間に売られる「米国債」。

 昨年12月ぐらいからだろうか、1つ気がついたのは東京時間に売られる「米国債」。それまでは…

損切丸
3年前
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米国債市場が告げる「インフレ時代」の幕開け。

 2021年は①日々の市場を追う簡潔な記事型 note. と②事象を掘り下げるマニュアル型 note. の…

損切丸
3年前
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「過剰流動性相場」と「無担保コールO/Nレート」の連関性。ー 「出口」に向かう日銀…

 「こりゃあ、ドル金利上がってくるなあ」  「損切丸」が「ドル金利上昇」に見通しを大きく…

損切丸
3年前
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どんどん貧しくなる日本人。

 「これで@180円か、安いなあ」  2000年頃シンガポール出張に行って、ローカルスタッフと一緒にお昼を「屋台村」のようなところで食べた。「ホッケンミー」という麺が@S$3。為替レートが@59円ぐらいだったので@180円。それでお腹一杯。  それから5年ほど経って再度出張するとガラリと様変わり。お昼の単価は@S$4以上に上がっており「日本風うどん」なら@S$5。為替レートも@80円に急騰し円価で@320~400円だ。日本はデフレの真っ只中で牛丼一杯@300円以下なんて時

ちょっとしたマーケットの変化。

 元・専門の「金利市場」が活況になってきて書く事が増えた(笑)。 ”ちょっとしたマーケッ…

損切丸
3年前
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「米国債金利上昇」と「ドル安」の相互メカニズム。

 「ドル金利上昇はドル買い」  為替やFXでは良く言われる分り易い一種の ”定説" 。だが、…

損切丸
3年前
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「対外証券投資」研究。 ー FX、株、金利市場動向+「日銀バランスシート」の "裏付…

 米国債市場も10年で@1.18%( e.g. 2020年高値@1.19%)を付けた当りでショートカバーが入…

損切丸
3年前
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「価値が減る!!」Ⅱ ー 動いていないと死んでしまう「投資銀行業界」という「回遊…

 いつも年初1月には勝負を賭けてくる事が多い「投資銀行業界」。だが主要市場、特に株式市場…

損切丸
3年前
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ちょっとしたマーケットの変化。@1/15

  1.イタリアとギリシャの「信用力」が一時逆転  経済規模などで EU内の ”序列” がイタ…

損切丸
3年前
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「金利」を考える人達。 ー ”数字” に溺れない為に。

 「10年-20年より5年-10年の方が理論価格より割安だよな」  トイレで用を足している時に…

損切丸
3年前
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日銀の「出口戦略」 ”ステルス” から "地上" へ。 ー 「表向き」と「本当の事」を見分ける良い実例として。

 ”金融政策の柱である長期金利操作の運用見直し案が日銀内に浮上していることが分かった。上場投資信託(ETF)や国債を買い入れる手法の見直しも検討するとみられる。”(1/15 時事通信)  「損切丸」の「日銀バランスシート」シリーズを読んでこられた方の多くはピンと来たはず。筆者も現場を退いて4年になるが、日銀とは付き合いが長かっただけに彼らの "思考回路" は熟知しているつもり。今回も ”読み” を外していなくて実はほっとしている(笑)。  そう、全ては「お金が足りないこと