「過剰流動性」の震源地「日本」。 ー ばらまかれた「円」の行方。
まずは最新(10/20付)の「日銀バランスシート」。半期末を超えてあまり動きがないが、財政措置の執行などにより「政府預金」から「当座預金」へ「お金」がシフトしている様子が伺える。
2021年3月期末に向けて「お金」は動き出すが、一部で言われているような「貸出金」の返済が30兆、40兆円単位で起きないと「日本の資金繰り」はかなり厳しい。財政措置でばらまかれた「お金」は今後使われて徐々に取り崩されていく可能性が高く、それは円金利市場にも反映されるはずだ。
思えば2019