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グローバル&地方編

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世界各地や日本各地を眺めてみて経済面から考えた note。
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2020年12月の記事一覧

「コロナ下」での世界の不動産投資 ー 依然 ”安すぎる” 「東京」。

 「東京の商業用不動産投資額が2020年1~9月期で$193億(約2兆円)で世界首位。次いで2位が…

損切丸
3年前
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「高利回り」に弱い日本人 ー 利回り追求で「日本円」は「中国」へ?。

 ”米国などで国債利回りが急低下する中、外国勢の中国国債保有は過去最大の1兆7900億元(約…

損切丸
3年前
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中国の景気は本当に回復しているのか?

 中国国家統計局(12/9):11月生産者物価指数(PPI)前年比 ▼1.5% (予想)▼1.8% …

損切丸
3年前
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「ハイブリッド」と「電気自動車(EV)」と「水素自動車」。

 今回は少し相場を離れて個人的な興味の話。前置きで申し上げておくと、筆者は我々の世代で言…

損切丸
3年前
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「インフレ」と「国家債務」研究。

 2020.12.10. ECB理事会が追加緩和を決定。  ①パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の…

損切丸
3年前
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やっぱり凄い国「アメリカ」。ー ”Rising Sun” 再び?

 標題添付のチャートはFRBが12/10発表した 2020 Q3 data : the Financial Accounts of the U…

損切丸
3年前
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政府首脳の方々は "FX" でもやってみてはどうか。

 「まだ考えてません」「分科会から ”提言” が出たところですから」  日本政府のパンデミック対策についてイライラしているのは「損切丸」だけではないだろう。随分 ”のんびり” した雰囲気である。  そこで「損切丸」からの提言:  「政府首脳の方々は "FX" でドル円でもやってみたらどうか。」  チャートに詳しい方ならこれ ↓ を見て相場に思い至る方も多いはず。  「コロナ対策」と「相場」は非常に似ている。短期では2週間先の推移を予想しながら「売り買い」しなければい

「お金中毒」のマーケット ー 政府・中央銀行に次々と ”おかわり” を要求。

(欧州)12/10 ECBパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の規模を€1.35兆 → €1.85兆に拡…

損切丸
3年前
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「テレビ世代」の憂鬱。

 アメリカ大統領選挙という一大イベントも通過し、マーケットは一息ついているようだ。今年は…

損切丸
3年前
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消えゆく?「100円 ”均一” ショップ」。

 「あれっ、これ300円?」  某大手「100円ショップ」で見かけた商品が@300円。@200円とい…

損切丸
3年前
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益々 ”つけあがる” マーケット。 ー 増長する「モラルハザード」。

 昨日(12/21)の欧州市場 → 米国市場の動きをご覧になっていた方はいらしゃるだろうか? て…

損切丸
3年前
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人は危機に陥った時、その「本質」が問われる。

 「このままビルが倒壊して死ぬのかな」  血が逆流するというか、頭がぼーっとするというか…

損切丸
3年前
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10年間、変わろうとしなかった日本。 ー 株式市場の変遷から。

 今日(12/29)、ようやく目処の@27,000円を超えた日経平均株価。11月決算のファンドも多く…

損切丸
3年前
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「ビッグマック指数」2020(備忘録)

 「The Economist」が毎年発表している「ビッグマック指数」の2020年版が発表されたので備忘録として記しておこう。  日本は@25位。近年は大体この辺りをうろうろしているが、2000年には堂々の5位 ↓ 。アメリカを上回っていた。急激なインフレに見舞われているレバノンは例外として、消費税率の高い北欧諸国など上位常連のメンバーには日本ほどの大きな変動はない。  もともと「ビッグマック指数」は各国の「購買力平価」を計るために考え出された指標で、これは1人当たりGD