子供の心は乾く前のセメント
最近自己肯定感という言葉をよく聞きますね。
私は昔おばあちゃんからずっと
あなたたちは(三姉妹なので)美人じゃないから愛嬌をつけなさい!と言われてました。
それは私にとって傷つくものですらなく
そうか!わたしは美人じゃないから
愛嬌つければいいんだ!
と思っていました。
そしておばあちゃん自身にも悪気はなく
この子たちを愛嬌のある子に育てたい。
と思っていたんだと思います。
おばあちゃんはとても愛想のいい人で
近所の人ともとっても仲良し。
外に出れば必ず誰かに声をかけられる。
そんな人だったので私たちもそれを見ては
真似をして。
おかげで私たちも誰にでも明るく挨拶ができる
それこそ"愛嬌のある子"に
育っていったと思いますので
おばあちゃんにはとても感謝しています。
そんな中で私が衝撃を受けたのは
小学生の時。
仲良しの同級生の家に遊びに行った時
みんなでクラス写真を見ていた時です。
お友達のお父さんが写真をみて
やっぱりクラスでさえかが一番可愛いな!
と言ってくれたのです。
私はびっくり!!!
だって今までは美人じゃないから
愛嬌が必要だ!と言われていたのに
可愛いと言われるなんて!!
そう言われてクラス写真を見てみると
今まではメガネをかけていた自分が
可愛く見えたことなんて一度もなかったのに
なぜかそうかな?可愛いかな?
なんて思えたのです。
私の大好きな菅田将暉さんが主演のドラマに
ミステリという勿れで
"子供って乾く前のセメントみたいなんですって。
落としたものの形がそのまま跡になって残るんですよ"
というセリフがあります。
大人は悪気なく言った言葉でも
子供の中では潜在意識に植え付けられ
自分は可愛くないと、私はダメな子なんだ。
なんて思ってしまうことは多々あるのです。
私はきっとセメントが固まるまえに
友達のお父さんが素敵な言葉をくれたおかげで
そういう風に思うことなく
いつだって旦那には
私今日めっちゃ可愛いやろ!
あなたこんなに可愛い奥さんで幸せね!
なんて言って
ほんと世界一ポジティブだね。
なんて言われています(笑)
→どういう意味やねん 笑
あなたが思っている
あなたのコンプレックスは
本当にあなたの欠点なのでしょうか?
顔や性格、人生全てにおいて
"正解"はないのに
それは欠点になるのでしょうか。
しゃべるのが苦手だけど
その分人の話をよく聞いている!とか
考え方がネガティブ!
だからこそネガティブな人の気持ちがわかる。
とか考え方ひとつで
あなたのコンプレックスだって
長所になると思います。
あなたは自分の短所ばかり
見つけようとしていませんか??
あなたの短所だと思っているところは
誰か他の人から見た時に
長所にもなり得る。
そんな素敵な"個性"をあなたは必ず持っているのです。
みんなはできているのに
なぜ私にはできないのか。
なんて考えたりしてませんか??
逆に言うとみんなができることならば
あなたは違うことをできた方が
あなたの個性になる。
自己肯定感なんて言葉をよく聞くけど
そんな大層に考えずに
あなたの短所だと思っているところを
ポジティブに変換してみる。
そんな癖をつけてみると
あなたの短所だと思っていたところは
愛しい個性にもなるはず。
もしあなたが短所で苦しんでいるなら
少しでも愛しいと思ってもらえるなら
嬉しいです🥺❤️
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