見出し画像

臆病者のための株入門(重要部分まとめ)


臆病者のための株入門 橘玲(著)
メモ

ギャンブルはうさんくさくない。
株式投資はギャンブルである。
だから株式投資はうさんくさくない。

誰かが100万円を5年間で100億円に増やしたということは、誰かが5年間で100億円(正確には99億9900万円)を失ったということである。

株式市場とは損を薄く広く分散させるためのシステム

投資家の仕事は損をすることである。

株式の価値は、その会社が将来にわたって生み出すすべての利益を現在価値に換算したものである。

インデックスファンドに投資しなさい。

投資家が保有するもっとも効率的なポートフォリオは、市場に存在するすべての株式を、市場に存在する割合だけ保有したものになる。

資本主義は自己増殖するシステムである

住宅ローンを借りてマイホームを購入するということは、不動産市場にレバレッジをかけて投資することだから、株式市場でさらなるリスクをとる合理的な理由はない。
わずかに残った金融資産の運用で頭を悩ますより、せっせと住宅ローンを繰上げ返済したほうがずっとマシだ。

85歳までの20年間、毎月30万円を金融資産から取り崩そうとすると、運用利回り1.5%で6000万円、5%なら約4500万円の資産を定年までに蓄えておく必要がある。

超一流のプライベートバンクでも、一任勘定では大半がインデックスを上回れない。
プライベートバンクが特別な運用能力を持っているというのは、たんなる幻想である。


以上、重要部分まとめ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?