【神経学的後遺症】Covid-19よりInfluenzaの方が多い

COVID-19と influenza(インフルエンザ)の後に発症する神経学的診断の頻度を比較した。

COVID-19患者と influenza患者を年齢、性別、人種、併存疾患などでマッチングした後、COVID-19患者はinfluenza患者に比べて、以下の6つの神経学的診断(片頭痛、てんかん、脳卒中、神経障害、運動障害、認知症)の受診リスクが低かった。
COVID-19患者の2.79%が1年以内に新たな神経学的診断を受けたのに対し、influenza患者では4.91%であった。
COVID-19患者は、influenza患者に比べて、1年以内に新たな神経学的診断を受けるリスクが低かった(ハザード比0.618)。

この研究結果によれば、COVID-19患者は influenza患者に比べて、感染後1年以内に新たな神経学的疾患を発症するリスクが低いことが示唆された。

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