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お茶好きの私がお茶の良さや効能について少し語りたい

私は父が『食後には緑茶を飲んで終了』という風習だったことから、それに合わせてずっと緑茶を飲んでいる。
紅茶や中国茶も好きで時々中華街やルピシアのイベントにも足を運ぶ。
しかし、少し前から急にまた緑茶に戻っている。
それはなぜか?

緑茶は温度が大切

それは、ティファールの温度調節が出来るポットを購入したからである。
緑茶にも様々な種類があるが、大体は煎茶と呼ばれるものである。
お茶は温度が高いとカフェインやカテキン(渋みや苦み)が一気に抽出されるが、温度が低いとジワジワと抽出され、アミノ酸の甘みやうまみが勝るようになる。よって、お茶の苦みや渋みが苦手な人は温度を低めにして飲むと、さっぱりとした口当たりな飲み口を感じることが出来る。
私もすっかりその虜になってしまい、最近では70度で緑茶をたしなむことが多い。
日本茶インストラクター協会では、湯冷ましをしてお茶を淹れるマニュアルがあるのだが、もちろん、それが正しいのだが、温度設定が出来ると本当にすぐさっぱり飲めるし、特に朝に飲むのが気持ちいい。
最近は白湯と交互に飲むようにしているが、
http://www.ocha.tv/words/
お茶にまつわることわざは沢山ある。
(伊藤園さんのHPより引用)
朝、落ち着いた時にはお茶を飲んでみよう!

緑茶の健康成分について

まだ半信半疑な方に健康についても記しておくことにしよう。
お茶にはカフェインが含まれているから良くないと言われているが、確かに夜寝る前に飲むのはあまり良くない。
カフェインが少なからず含まれているので、眠りを妨げることがあるかもしれないことは否めない。
しかし、カテキン、テアニン、ビタミンC・・・
複数の栄養分の相乗的な作用で効能が高められている。
 ・カテキンは、お茶の苦みと渋みをもたらす成分で、全ての味成分のうち最も多く含まれているものになる。カテキンの効果で一番協力なのが抗酸化作用で、病気に発展するのを防ぐ作用を持っている。
 ・テアニンはうまみ成分で、よく言う『甘み』や『うまみ』が感じられる成分であり、α波が出やすくなると言われている。つまりリラックス効果作用がある。ただ、上級煎茶になればなるほどテアニンは沢山含まれているとされている。
よって、紅茶や珈琲などよりは刺激が少なくなると言われている。
 ・ビタミンCは基本的に体内にためておくことが出来ない栄養素で有名なビタミンC。実は緑茶には豊富に含まれていて、これまた上級煎茶だと1日、4~5杯飲むことで推奨摂取量の30~50ミリほど摂取出来ると言われている。お茶は熱いのに熱に弱いビタミンCがなぜ摂取出来るのか?
それは、カテキン類にビタミンCを守る性質があるからである。
 ・カフェインについても少しだけ。カフェインは上記でも述べたように、中枢神経を刺激する作用があるので興奮状態をもたらす成分があるが、テアニンという鎮静効果のある成分もあるため、カフェインの強い効果が和らぎ、穏やかな効果になるとされているのである。
不思議な仕組みになっているが、奥深い飲み物が緑茶である。

お茶の歴史が古い

こんなお茶の歴史はとても古いとされている。
最も古い記録は日本後紀にあるとされており、729年引茶の儀式が行なわれたという記録が残っている。その後沢山の人に愛されここまで来ている。
なかなか若い人たちは急須からお茶を淹れることは少ないと思うが(私も急須はガラス製だし邪道だ)、お茶のおいしさをこれからも伝えていきたい。

朝でなくても、一息つきたいときにはお茶をたしなんでみてはいかがだろうか。

#緑茶 #緑茶好き



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