⑤12月下旬。まさかのスピードで母が逝ってしまいました…


父に対する怒りの感情を抑えつつ、母は抗がん剤治療をせずに、自然に任せることをみんなで話し合って決めました。
 
決めてからは、在宅医療に切り替えるため、
訪問医療の先生や、訪問看護師をどこに依頼するのか、
介護保険の認定を受けるための申請やケアマネージャーさんとの面談など、忙しい日々が始まりました。
 
仕事のことは、退職することも考えましたが、金銭面の不安がありましたので、
休職させてもらうことになって、正直ありがたかったです。
 
 
徐々に歩行が困難になっていた母の自宅では、
介護用の手すりをつけてもらったり、介護ベッドの手配などが進んでいました。
 
その頃わたしは毎日顔を出すようになっていたので、母との時間に感謝しつつ、ガミガミ言ってくる母の言葉をうるさいなぁと思ったりしながら、一緒に食事をしたりして、充分ではなかったけれど、
忙しくも充実した時間でした。
 
介護ベッドがきて、医師が初回訪問にきてくださり、「うん、まだ元気そうだね、僕がくるのは月に1~2回くらいでいいかな、あとは訪問看護師に週に何回か来てもらうか…、これから調整しつつ、一緒にやっていきましょうね」と言ってもらった2日後に、わたしが見守るなか、
母は息を引きとりました。
 
 
 
その前日から急に悪化しました。
泊まり込みでそばにいました。
その夜から明け方、息を引き取るまでの時間は、とても壮絶でした。
 
医師も驚くスピードでした。

いまはまだ、振り返って文字にすることができないので、
いつか書けたらいいなと思いつつ、今日はこの辺で…

サポートありがとうございます😭😭😭